ヴェネツィア生まれヴェネツィア育ち、生粋のヴェネツィアーノDOCであるジョルジョさん、アンナさんご夫婦のオリジナル皮製品の店がここ、
Raggio Veneziano(ラッジョ・ヴェネツィアーノ)
です。
店内にはカラフルな商品がいっぱい。
100%ハンドメイド。
バッグ類を中心に、財布やカード入れ、ベルトなどを扱っています。色バリエーションも豊富な素材である牛皮の仕入れはトスカーナから。品質は保証済みで、しかも加工品にするための皮は、それを目的で動物を殺して使うものではなく、食用として使われた動物の皮を使用しているものです。
質のよい皮ならではの独特の風合いは、素材あってのものといえるでしょう。
さらに同店の商品の特徴は、使う場面を想定した機能性を考慮した美しいデザイン。そして其々びバッグには、全て作り手の意図や想いが込められて名前が冠されています。
このタイプは大・中・小とサイズ違いで使う目的別に3タイプ。大きいほうからNewspad(ニュースパッド)-Newsbag(ニュースバッグ)-Tripbag(トリップバッグ)と分けられます。名前の通り、I-Padの入る大きさ、新聞を半分折りにして入れてちょうど良い大きさ、そして小旅行のお伴に…などと考えられています。ユニセックス(男女兼用)タイプでもあり、もちろん使い方は人それぞれに、というのが大前提ではあります。
こちらはBon Bon(ボンボン)と名付けられた可愛らしいバッグ。上部をキュッとしばってある愛らしい形ですが、口を広げるとまた別の顔に。
こちらはCityCham (シティチャーム)。
手頃な大きさで毎日どこへでも持っていけるサイズです。小さいながらも口が大きく使いやすく、持ち手が肩にかけられてしっかり収まる、というのも持ちやすいバッグ選びの基本、というところをしっかりとクリアしています。ちなみにこのデザインはもう一回り大きいものもあります。
そして、最近の新作、Gran Caterina。
店を守るアンナさんのお母様の名前が冠された働く女性を意識した多機能バッグです。
中は仕分けのできやすいようにポケットを配置。もちろんIpadや携帯電話、書類や水のボトルを入れるポケットなどが充実しています。
大きさ違いで大小あります。
同店のオリジナル性でさらに興味深いのが、ヴェネツィアならではのムラーノのガラスとの組み合わせ。
例えば、この黄色いバッグはバッグ表面の飾りを変えるだけで七変化します。
このような小物によるバリエーションは他バッグ類はもちろん、財布などの小物類に対しても同様に対応できます。
同皮による小さなバラのあしらいなども可能。
自分の好みのバッグにセミ・オーダー可能。
飾る小物と皮の色のバリエーションを変えることでもオリジナル性がさらにアップ。皮のバリエーションは13色。さらには皮の厚さや加工違いもあります。
こちらは店主の奥様アンナさん。
同店を訪れるお客様の声やご自身のアイデアなどで、新作への意欲は充溢!
店はアッカデミア橋近く、サント・ステーファノ広場に面しています。
Raggio Veneziano
Campo S.Stefano, San Marco 2953 Venezia
Tel;+39.041.2412712
記事&写真提供:特派員 白浜亜紀 こちらもチェック