7月に入り、ヨーロッパ各国のコロナ対策や出入国、検疫ルールなどが安定し、イタリアにもフランス人やイギリス人などのヨーロッパ各地から観光客がいらっしゃるようになりました。
.
そこで私も、数か月ぶりに、イタリア国外(EU内)へ
本日は、現在のローマ・フィウミチーノ空港の様子をご紹介いたします。
テルミニ駅からレオナルドエクスプレスを利用して空港に到着し、ターミナルへ向かいます。
ターミナルに入る際に、Eチケットの提示を求められ、中に入るとサーモグラフィが置かれており、係員が入場者の体温チェックをしています。
空港内には上記のような柱が何本も設置されおり、空港内のルールが書かれ、柱の4面に消毒ジェルが設置されています。
.
空港内の足元、とくに人が集まりそうなところには1m間隔を知らせるラインが引かれています。
また、チェックインカウンターは、ガラス張りに変わっていました。
それから、現在イタリア発着の航空機内では、衛生上の理由から、座席上部のキャビンに荷物を入れることが禁止されております。
機内の手荷物持ち込みは、座席下に入るサイズのみとなります。
機内持ち込み用の小さなスーツケースは、チェックインカウンターで無料で預けることができます。
いずれの航空会社も、手荷物スーツケース用のカウンタがー特設されているわけではありませんので、通常の受託手荷物カウンターで預ける必要があり、混雑が予想されますので、預ける場合は空港には早めの到着をお勧めいたします。
.
正直なところ、ローマ市内の地下鉄やバスは時間帯によっては、ソーシャルディスタンスを守れていない、マスクの着用も徹底できていないので、空港も同じような状況かと思っておりましたが、かなり対策は徹底されておりました。
実際、私も数時間のフライトを終え、EUの別の国に到着しましたが、ソーシャルディスタンスは守られておらず、消毒ジェルの設置なども見当たりませんでしたので、ちょっとイタリアを見直してしまいました。
同じ便で到着したイタリア人が、「ソーシャルディスタンスできてないじゃないの!」と怒っているのも見かけたほどです
最後に、イタリア発のフライトに乗る前に、自己申告書を記載して搭乗ゲートで提出、
機内では目的地へ対する自己申告書が配られ、その場で記入して客室常務員に提出しました。
記載内容は居住場所や滞在ホテル、万が一、コロナ感染が発覚した場合の緊急連絡先などでした。
.
現在は日本からイタリアの入国は14日間の隔離が必要となりますので、観光再開にはまだまだハードルがありますが、少しずつ希望が見えてきた気がします。
引き続き情報収集してまいりますので、わかり次第発信いたします。