今日はローマ郊外にある、水道橋をご紹介します。
古代ローマ人は非常に優れた建築技術を持っていたことが知られていますが、その技術は現存する水道橋を見ると実感することができます。
ローマ水道は、古代ローマで紀元前312年~3世紀前半にかけて住民においしい水を運ぶ為に建設されたものですが、それが2000年たった今でも綺麗な形で残っているとは驚きです。
『クラウディア水道』
アッピア街道州立公園内水道橋公園にあり、最も綺麗に残っている水道橋と言われています。
僅かな勾配を全長に亘って保つことで、水がローマ中心部まで届けられました。
この遺跡の周りで、散歩やサイクリングをしている人がいたり、家族連れがピクニックをしていたりと、今の生活にも溶け込んでいます。
水道橋公園『クラウディア水道』への行き方
地下鉄A線 スバウグスタ駅(Subaugusta)下車 徒歩約20分