先日ご紹介したカスティリオーネ デル ラーゴが面しているトラジメーノ湖にはマッジョーレ島(Isola Maggiore)、ミノーレ島(Isola Minore)、ポルヴェーゼ島(Isola Polvese)の3つの島があります。
観光というよりは湖の畔でのんびり過ごす人たちが多いのはポルヴェーセ島(Isola Polvese)。
こちらへは春から秋はフェリーが運行しているのですが、乗り場はサン・フェリチャーノ(San Feliciano)というカスティリオーネ デル ラーゴからは車で30分ほどの場所になります。
石造りの古い教会や家が並び、アッシジの聖フランチェスコも訪れたというマッジョーレ島へはカスティリオーネ デル ラーゴからフェリーの直行便が出ているので、この島を訪れてみました。
カスティリオーネ デル ラーゴからのミニフェリー。
島までの所要時間は30分ほどです。
お店や住宅が並ぶメインの通り。
14世紀の建造物 Casa del Capitano del Popolo
メイン通りを抜けると自然がいっぱい。
お隣に見えるミノーリ島
小さな教会
散策中に出会った雉
1211年に聖フランチェスコが上陸したと言われる場所には銅像が建っています。
ここマッジョーレ島で四旬節の40日間断食を行ったそうです。
銅像の傍にある礼拝所
すぐ近くの坂道の途中には、彼がその上で寝泊まりしたという石が小さな礼拝堂の中に祀られています。
島の一番高い位置にある、1100年代に建設されたと言われるSAN MICHELE ARCANGELO修道院では、13世紀から16世紀の数々の芸術的フレスコ画が見られるそうです。
フェリーは往復とも1時間20分程度毎に1本なので、帰りのフェリーの時間に合わせて滞在は1時間半ほどしか取れず、ちょっと駆け足気味で周りましたが、自然豊かでとっても可愛らしい島でした。