イタリアの日常
2020.11.26
全土的な新型コロナウィルス感染拡大によって、州によってレッド、オレンジ、イエローの3つのゾーンに分けられたイタリア。
トスカーナ州は、この区域分け対応が始まった11/5にはイエローゾーンだったのが、11/11にはオレンジゾーンに。そして、11/15からは感染深刻地域であるレッドゾーンに指定されてしまいました。
レッドゾーンでは、仕事や健康上の理由、生活必需品の買い物以外は、基本的には時間に関係なく外出禁止なのですが、ジョギング、健康維持のための散歩、犬の散歩などは、住居の近所に限り、多人数での密集状態を作らない、同居人以外とは最低1mの距離を保つという前提で許可されています。
ということで、私も体が鈍らないように、食料品の買い出し以外にも時折外に出て歩いています。
せっかくなので、週末に散歩に出た際に現在の街の様子を写真に撮ってみました。
高級ブランド店が並ぶトルナブォーニ通り。既にクリスマスのオーナメントが。
生活必需品ではないので、ヴェッキオ橋の上のお店は軒並みクローズ。
イノシシ像も淋しそう。
シニョーリア広場。
レプブリカ広場のメリーゴーランドにはカバーがかけられてしまっています。
営業が許可されているお店は、食料品の他には、子供用品、下着、化粧品などですが、多品目を扱うお店では、購入不可なものにはこんな風にテープが張られています。
ドゥオーモ広場をパトロールする警察の車。
普段は屋台でいっぱいの中央市場前もひっそり。
公共交通機関は乗車率50%に制限されています。
お天気が良かったので、陽当たりの良いアルノ川沿いにはお散歩中の人がたくさんいました。
幸い、このところ少しずつ感染者数は減っているようなので、クリスマス辺りにはイエローゾーンに戻ってくれたら嬉しいです。