こんにちは
先日、1年数か月ぶりにヴァチカン博物館に行ってきました!
コースは、、、
ピナコテカ(絵画館)からスタート
→エジプト館
→ピオ・クレメンティーノ美術館(ベルヴェデーレの中庭)
→エトルリア館
→燭台・タペストリー・地図の間
→ラファエロの間(コンスタンティヌスの間・ヘリオドロスの間・署名の間・ヴォルゴ火災の間)
→ボルジア家の間(現代美術コレクション)
→システィーナ礼拝堂
→ヴァチカン図書館の回廊
→新回廊
→ピーニャの中庭でゴール
少々マニアックな3時間超コースですが、オプショナルツアーなどでは飛ばしがちな部分もしっかりじっくり鑑賞してきました!
ということで、ブログも長くなりそうなので、シリーズ化しますね
まずはピナコテカで、ジョットを含む宗教画の鑑賞からスタートし、ここでのハイライトはラファエロ3部作!
左から『フォリーニョの聖母』、『キリストの変容』、『聖母の戴冠』
それから、レオナルドダヴィンチとカラヴァッジョの作品も外せません。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『聖ヒエロニムス』
カラヴァッジョ『キリストの埋葬』
それから、エジプト館では、ハドリアヌス帝の別荘から見つかったコレクションや古代エジプトの神々を祀った石像、装飾された木棺やミイラなどが展示されています。
『死者の書』
天秤にかけられ、楽園へ行くか猛獣に喰われるか・・・
キリスト教よりももっともっと昔から、最後の審判という概念があったのには驚きました
それから、ミイラの写真は自粛しますが、個人的に、エジプトのミイラは北イタリア・ボルツァーノの考古学博物館で見た、アイスマン(エッツィ)よりも背が高いような気がしました。
実際どうなんでしょうか・・・?
アイスマンのずんぐりむっくりとした復元図のイメージのせいかもしれません
『ハドリアヌス帝の愛人アンティノウスのオシリス神型』
『古代エジプトの神々』
数千年前の歴史や文明を感じられるエジプト館。
ツアーでは飛ばされがちなエリアですが、ローマ帝国の時代にも多大な影響を与えたエジプト文化を知ることができますので、機会があれば、ぜひお立ち寄りください
次回は、ピオ・クレメンティーノ美術館から
個人的にギリシャ彫刻が好きなので、ベルヴェデーレの中庭がお気に入りなんです