シンチャオ!
コミです。
ユネスコの世界遺産に登録されている街「ホイアン」
よく、上のランタンの写真を旅行会社のベトナムのパンフレットやWEBページで
同じ雰囲気の写真をご覧になったことがある方が多いかもしれません。
ベトナムのホイアンは、日本から直行便も就航している都市ダナンの空港から
車で約50分~1時間くらいの場所にある観光都市です。
実は日本とも深いかかわりがあるホイアン。
16世紀頃に国際貿易の中継地点として栄え、
日本も同様、朱印船貿易の行先として往来していました。
鎖国を取る前には数百名もの日本人がホイアンの地に居住していたといわれ、
日本人街を形成したとされています。
今でも日本橋(遠来橋ともいう)やホイアンに残った日本人の墓など、
日本が関係する歴史的建造物などが多く残っています。
また、諸説ありますが、
ランタンは貿易に熱心であった徳川家康が朱印船によって持ち込まれた
とも言われています。(中国から持ち込まれたという説もあります)
日本とかかわりが深いと知ると、すごく愛着がわきますね。
ホイアン名物のカオラウも三重県の伊勢うどんがルーツといわれていますし。
さて、そのホイアンで毎月旧暦の14日、満月の夜に開催されているのが
「ランタン祭り」
一体、どんなお祭り??なのでしょうか?
ランタン祭りのみどころ
ランタン祭りとはいっても、祭りではないんです。
旧暦の14日は人工的な明かりは消され、
月の明かりとランタンと川へ浮かべる灯篭の明かりだけで過ごし
ランタン祭りはいつ開催される?
ランタン祭りは旧暦の14日に開催され、
2020年は7/4、8/3、9/1・30、10/30、11/28、12/27の予定です。
大体暗くなり始めるころから19時ごろといわれています。
あまり遅い時間に行くと、お店も閉まってしまいます。
基本的には雨天決行、台風やあまりに雨がひどい時などは中止されるようです。
ランタン祭り以外の日はランタンは?
ホイアンの特徴は1年中毎日ランタンが灯っていることです。
ランタン祭り・旧暦の14日にしかランタンが灯っていないのではなく、
人工的なお店の明かり等とともにランタンが灯っています。
ですので、ランタン祭り以外の日の方が街自体は明るいです。
ダイナミックにブレてしまっていますが、
左が普通の日、右がランタン祭りの日です。
写真だと違いが分かりにくいのですが、右の白い服で比べると
わかりやすいと思います。
実際には結構違います。
ランタン祭りとそうじゃない日、どっちがいい?
もうこればかりは好みですが、
個人的には、一度はランタン祭りの日に行きたいと思って行きました。
1年に12回くらいしかないレア感を考えれば
ランタン祭りの日に合わせてホイアンを訪れるのがいいかもしれません。
ただ、ホイアンは何度訪れても飽きない街だと思っていますので、
また普通の日にも、機会があればランタン祭りの日にも
行きたいと思います。
ちなみに左の写真はランタン祭りの日に撮影したランタンの写真で
右の写真は普通の日です。
カメラのモードは同じですが、後ろの黄色っぽい光のせいでしょうか。
雰囲気がだいぶ変わりますね。
ランタン祭りの日の注意点
ホイアンは世界中から観光客が訪れる観光地で
ランタン祭りの日はさらに人が集まります。
人込みで注意しなくてはいけないこと!それは、
●スリ(スマホや財布など)
●置き引き(かばんやカメラなど)
●迷子(冗談じゃなく大人も)
スリや置き引きはもちろんなのですが、
ご家族連れのお子様迷子はもちろん、
ツアー参加中、人が多すぎて前に進めない、橋を渡れない、
景色が変わってわからなくなる、集合時間時間になってもいらっしゃらない!
などということがありました。
ランタン祭りの日だけではないですが、
くれぐれもご注意をお願いできればと思います。
さて!いかがでしたでしょうか?
一度は行ってみたいホイアンのランタン祭り!
是非また体験してみてくださいね。