シンチャオ!ダナン支店のtanuです
ダナンでは 8月から社会隔離が始まり、お家で過ごす日々が続いています。
8月といえば、毎年ホイアンで日越交流のお祭りがあったのですが、
残念ながら今年はそれも中止となってしましました。
ヨサコイでの出演のため、毎週練習に励んでいた tanu ・・・
せっかく振り付け全部覚えたところだったので、残念で仕方がないです orz
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さて、日越交流のお祭りは中止となりましたが、
本日はホイアンと日本の繋がりにまつわるお話をご紹介したいと思います。
( 読者様からのリクエストです!ありがとうございます!)
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そのお話は約400年前に遡ります・・・
16世紀後半、日本人商人の荒木宗太郎氏は朱印船で各国と貿易を行っていました。
荒木氏は、安南国 (現ベトナム)の中部地方を治めていた阮氏に深く信頼され、
王女 ゴック・ホア姫 を妻にもらうこととなります。
ゴック・ホア姫 は結婚後、長崎県で暮らし、ワカクという日本名で暮らしました。
地元の人々には アニオさん と呼ばれ、生涯を日本で過ごしたと言われています。
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私には想像もつかないストーリー・・
一人で異国の地 日本に来た ゴック・ホア姫。 (すごいなあぁぁぁ)
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ホイアン旧市街の入り口には、荒木宗太郎氏の朱印船のレプリカがあり、
その近くには、ゴック・ホア姫のお名前がついた道もあります。
ホイアンに来たら、是非見てみてはいかがでしょうか?
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さらに、朱印船のレプリカから徒歩圏内にある5つ星ホテル
荒木宗太郎氏とゴック・ホア姫の歴史に準じて、ホテル棟に二人のお名前がついています。
館内には、日本食レストランや「和」テイストのインテリアもあり、
どことなく日本とのゆかりを感じる素敵なホテルとなっています。
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また、長崎県の荒木家墓地には、今も宗太郎氏とゴック・ホア姫が眠っています。
(お写真は読者様にご提供いただきました。ありがとうございます。)
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現在はランタンが綺麗な世界遺産の街として有名なホイアンですが、
日本とこんな繋がりがあったには、驚きませんか?
ホイアン旧市街へ訪れた際は、この二人の歴史を思い出して下さいね
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HIS(グローバルツアーラウンジ)ダナン支店
住所 5F Zen Diamond Suites Hotel, 16 Ly Thuong Kiet, Hai Chau, Da Nang
電話番号 0236-730-6469(日本語直通)
営業時間 09:00~18:00
E-mail dad.jp.customercare@his-world.com
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投稿: 加賀谷 -2020年9月 5日 (土) 15時26分
tanuさん、ホイアンと日本とのつながりについての記事、楽しく拝読しました。ありがとうございます!
ホイアンは大好きな街で、二度ほど訪れたことがあります。トゥボン川沿いの二階のカフェで、川を行きかう舟を眺めて、寛いだ時間を過ごしました。
次回ホイアンを訪問する時には、この記事にある地図を頼りに、ゴック・ホア姫通りを歩いて、荒木宗太郎氏の朱印船を見に行き、そして16世紀の二人の日越交流に思いを馳せたいと思います。コロナの早い終息を願っています。
ホテルロイヤルホイアンの棟にお二人の名前が付いているというのも、素敵だなと思いました。
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投稿: HISダナン支店 -2020年9月 7日 (月) 11時42分
加賀谷様
いつも旅ブロをご覧頂き、ありがとうございます。
すでに二度ホイアンへお越し頂いているのですね!
ホイアンは本当に色々な発見がありますので、何度でもお楽しみ頂けるかと思います。新型コロナが終息しましたら、ぜひご旅行にいらしてください。
お待ちしております!