今回のアカデミー賞は、日本の作品2作が受賞したことで
まだまだ盛り上がっていますね~
ショーン・ペンが2度目の主演男優賞を受賞した作品『ミルク』は、
ここサンフランシスコが舞台となっています
『ミルク』は、全米史上初めて、同性愛者であることを公表した上で
公職に当選し、人権運動を精力的に行った活動家のハービー・ミルク
の実話を元に作られた映画です
サンフランシスコは今でも全米を代表する人権運動の活発な都市。
世界中から集まってきた、見た目も考え方も趣味も言葉も様々に異なる
人々の暮らすこの国の中でも、サンフランシスコは、特にその多様な文化
と自由と平等を尊重していることで知られています。
その『ミルク』を、今回の話の主な舞台となった世界最大規模の
ゲイ・コミュニティを誇るカストロにあるカストロ・シアターで
鑑賞して来ました!!
映画の中には、1970年代のサンフランシスコの街や人々がたくさん
出てきますが、このカストロ・シアターももちろん登場します
なんと1922年に建設されたという、とーっても歴史の長い映画館
中に入ると、劇場のように豪華で立派な内装と、巨大なスクリーンに
圧倒されます
その昔、映画鑑賞が特別なものであった時代そのままという雰囲気。
映画の始まる前には、1970年代当時のカストロの様子や、ハービー・ミルク
本人の写真などのスライドショーが流れていました
さらに、このスクリーンの両脇にはパイプオルガンが!
肝心の映画も素晴らしかったし、ここの映画館で観れて大満足
見る価値のある映画と、立ち寄る価値のある映画館でした
どちらもとってもオススメです
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投稿: あや -2009年3月 3日 (火) 06時16分
■ミルク
こんにちわ。私もクリスマスの頃にこの「ミルク」の映画をカストロシアターで見ました。 周りはほとんどすべてゲイの人たちでいっぱいで、映画が始まる前から盛り上がっていました。実話なので映画の中にもドキュメンタリーが盛り込まれていて、実際の登場人物も今も活躍されている人がいるので、観客も大盛り上がり。また、ロケにエキストラで登場していた人もいたみたいです。最後のエンディング時には拍手喝采で、映画もいい映画でしたけど、それ以上にカストロの歴史やサンフランシスコの歴史が満喫できる、とってもいい経験でした。 -
投稿: his-sanfrancisco -2009年3月 3日 (火) 17時36分
■コメント有難うございます!
同劇場でミルクをご鑑賞になったのですね!おっしゃる通り、カストロやサンフランシスコの歴史がよく体験できますよね。この映画には大勢のエキストラが参加していましたし、出来る限り、歴史に忠実に作られていて、今後もサンフランシスコを代表する映画になりそうです。アカデミー賞の発表の日には、このカストロ・シアターでその様子が中継され、大変な盛り上がりとなったそうですよ。それにしても、ここのシアターは普段から様々な良い映画を上映しているので、とってもオススメです!