ブログ 2011.07.08

先日、エアバスから発表された、近未来の飛行機をご紹介しました。



これはパリで行われた航空ショーに先だっての発表だったのですが、

そのパリの航空ショーでは信じられないような飛行機が

多々発表されていますflair



先日ご紹介したエアバスの飛行機は、

「飛行機の中でどのように過ごすか」が大きなテーマでした。

ゴルフしたり、会議したり、または360度の景色を楽しんだり。


なので、特に速さにはこだわっていない飛行機です。

クルーズ船と同じ感覚ですね。




一方で、別の航空機メーカー(エアバスの親会社)EADSより、

東京-パリを2時間半で結ぶ!!

超音速旅客機

の開発計画が発表されました。

その名もZEHST




6/30の運航に基づくと、現時点での飛行時間は、

東京 ⇒ パリ は 12時間30分くらい。

パリ ⇒ 東京 は 11時間30分くらい。




これを、2時間半で飛ぶって。。。



ちなみに

サンフランシスコ ⇒ 東京 は 11時間くらい。

東京 ⇒ サンフランシスコ は 9時間30分くらい。




現在、サンフランシスコから2時間半でどこまでいけるかと言うと、

北はカナダのカルガリー

東はコロラド州デンバー

南はニューメキシコ州アルバカーキ


この距離を飛んでる間に東京からパリまで行けるんだそうです。



きっと、サンフランシスコ⇔東京

2時間半~3時間くらいになるのではsign02





ところで、どうやって飛ぶのでしょうか・・・




どうやら、成層圏を飛行するそうです。

・・・成層圏!



そもそも現在のサンフランシスコ⇔東京などを飛んでいる、

長距離旅客機はどこを飛んでいるかご存知ですか


現在の長距離旅客機は対流圏とその上の成層圏の境目

飛んでいるのだそうです。


そして、このZEHSTは、

離陸には通常のターボジェットエンジンを使い、

成層圏までの急上昇にはロケットエンジンを使い、

その後、ラムジェットエンジンと呼ばれるエンジンが点火され、

高度3万2000メートル(32km)

時速5000キロ(音速の4倍以上)で飛行するそうですdash



熱圏(Thermosphere)

*100km以上は定義上宇宙

80km - 800km

------------------------

中間圏(Mesosphere)

50km - 80km

------------------------

成層圏(Stratosphere)     

11km - 50km          dash ZEHST
------------------------dash 現在の長距離旅客機 

対流圏(Troposphere)

0km - 11km




ロケットに翼を付けたような構造で、

後部は燃料タンクが積まれていて、

客席は胴体の前半分にあるそうです。


これだけ飛ばして、どれだけガソリンを使うのでしょうか・・・

燃油サーチャージがどれだけかかるのでしょうか・・・dollar

そして、どれだけ自然を汚すのでしょうか・・・clover



実はこのターボジェットの燃料にはバイオ燃料を使うそうで、

他のエンジンは水素酸素が燃料。

なので、二酸化炭素を排出ゼロ!

まさにゼロ・エミッションがこの特徴です。



燃油サーチャージはかからなくても、

特急料金がかかりそうですねsweat01


急上昇は可能でも、そんなに高いところから着陸するのに、

2時間くらいかかりそうな気がするのは、私だけでしょうか

急下降はできないですからねsweat01 

されても困りますが。怖いshock




となると、飛行時間の2時間半のうち、どのくらい「成層圏」にいて、

どのくらいの時間を時速5000キロで飛んでいるのでしょうか・・・



2050年を乞うご期待sign03



詳細はコチラ から!

動画も見れます!

http://www.eads.com/eads/int/en/eadstv.html#/sig,iLyROoaf2IgN

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