1月10日に開催された福島同窓会。
2013年から始まった「福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間」、という東日本大震災後の復興支援ツアーの同窓会です。
ツアーでは福島で農業を営んでいるお二方を訪問し、震災後の原発事故で受けた農業への影響や避難区域からの住居移動。そして現在の福島はどうなっているのか、お二方の活動なども見せて頂きながら、実際にツアー参加者の方もお米作りの農業を体験しています。
4月は種まき、5月に田植えをし、10月に稲刈り、昨年は11月に脱穀までしました!
そうして1年を通して多くの参加者の方と育てたお米。
同窓会では新米として出来上がった自分たちが作ったお米のおにぎりを食べました!
さらにはツアー訪問先であるNPO「かーちゃんの力プロジェクト」(http://www.ka-tyan.com/index.html )の渡辺とみ子さん、農業体験の受入れをしていただいている菅野まゆみ・瑞穂さんお手製福島郷土料理を食べたり、
新年ということで福島のお米で餅つき大会!
同窓会参加者の中順番に餅をついているなか・・・
途中ではケニア人も!!
実は彼はHISスタッフで、日本で研修中のマシュー。
もうすぐ研修が終わりケニアに戻るところですが、日本の文化体験ということで彼にもお餅をついてもらいました♪
身長が高い彼は力もあり、思いのほかつくのが上手く、実は彼のおかげで早くつき終わりました!
出来上がったお餅はきなこや、あんこ、大根おろしにごま、そして人気だったのが納豆を絡めたお持ち!
みなさんで美味しくいただきました♪
そして参加者の方からツアーの振り返りを一言ずつ。
5月のツアーに参加した方が田植えした稲を10月のツアーに参加した方が刈るのですが、実は田んぼにまっすぐ植えるのは難しく、10月に刈ったとき稲の列がガタガタだったというエピソードなども・・・。
そんな種まきから脱穀まで農作業や地域交流をコーディネートをしてくださっているのがツアー訪問先の2つ目でもある菅野瑞穂(すげのみずほ)さんです。
農水省「農業女子プロジェクト」のメンバーとしても多方面で活躍中の菅野さんも同窓会に駆けつけてくださり、ツアー参加者の方と再会の機会となりました。
昨年も開催した同窓会ですが、今年はスタッフも含め35名での開催でした。
そして福島ツアーはもちろん今年もやります!
震災からもうすぐ5年。復興したところ、まだ戻れないところ、そして新たな核汚染物質処理の問題のこと、今の福島の様子を多くの人たちに知っていただければと思います。
今年も種まき、田植え、稲刈りを予定しております。
2016年、農業デビューしてみるのもいかがでしょうか♪
「福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間」