みなさんこんにちは!

今回は『世界のクリスマス~年越しにかけての過ごし方!』のテーマと合わせて私たちスタディツアーデスクのスタッフがご紹介いたします!

本日ご紹介するのは サンタクロースで有名な フィンランド

まずはみんなが気になる・・・

サンタクロース村


名前はよく聞くけどどんなところ?と思っている方も多いのではないでしょうか。
サンタクロース村はフィンランドの北部、オーロラを見れることでも有名な都市「ロバニエミ」にあります。

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村は一年中クリスマスムードで、サンタクロースに会いたい!という夢をかなえてくれる場所。
サンタクロースからの手紙ももらえるようです!

サンタクロースの起源は4世紀ごろ。現在のトルコに実在した聖ニコラウスという人がモデルといわれています。
貧しい人々を助けるため、たくさんの奇跡を起こす庶民の味方として親しまれていたとか。

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大人になってもサンタクロースと聞くとなんだかわくわくしますよね~♪

サンタクロースを心待ちにしながら、フィンランドの人々は教会でのお祈りや、もちろんクリスマスマーケットも楽しみます♪

お次は・・・

ヘルシンキ大聖堂

首都ヘルシンキにあるこの大聖堂では毎年恒例のクリスマスマーケットが開かれます。
マーケットは大聖堂の元老院広場で行われるとのこと。

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1年で最も暗い夜、いわゆる極夜がつづくこの時期のフィンランドはお昼の3時くらいから日の入りが始まるそう。
同時に、ライトアップされたクリスマスマーケットも長く楽しむことができそうですね。

クリスマスオーナメントや雑貨などはもちろん、地元でとれた魚や肉、総菜などを売る店も軒を連ねるそう。
無料で楽しめるメリーゴーランドも設置され、家族連れでにぎわう広場。

ヨーロッパの国々はお家で家族だけのパーティーをするイメージですが、クリスマスマーケットにも家族でお出かけするフィンランドの人々です。

次は食事についてご紹介!

ロヒケイット

クリスマスに限らずですが、フィンランドの家庭で親しまれているのが“ロヒケイット”
これはフィンランドの名産でもあるサーモンをつかったスープです。

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サーモンやじゃがいも、たまねぎ、ニンジンなどをいれ、牛乳、生クリーム、コンソメで味を調えます。凝った料理に見えますが、実は簡単でレシピも多く公開されています。

寒い冬にぴったりのスープですね!心までぽかぽか温まりそうです。。

最後はクリスマスマーケットでもよく出されている“カレリアンピーラッカ”

カレリアンピーラッカ

ライ麦をつかったパイのようなお菓子。フィンランドの郷土料理でもあるようです。家庭によりさまざまなアレンジや工夫がなされてそうですね。

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今回はサンタクロースでお馴染みのフィンランドを紹介しました。

家族で過ごすクリスマス、日本以上にフィンランドでは盛大なお祭りイベントです。
ぜひ一生に一回は本場のクリスマスを経験してみたいですね!

アンネ・フランクと聞けば誰しもが日記が有名なことを知っていますよね。

ユダヤ人であるアンネが、ナチスから逃れるために隠れ家で過ごした2年間で書かれた日記。

実は、アンネ本人も日記の内容を人に読んでもらうつもりで書いていたのをご存じですか?

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最初は日常を何気なく書いていた日記。

しかしドイツに責められ、他国に亡命していたオランダ政府がラジオで戦時中のことを記した日記や書類を
書き留めておくよう呼びかけたの聴き、自分の日記も資料として残そうとしていたんです。

資料にするために、添削し清書もしていました。

そして日記を書く上でやっていたのは、その日記に話しかけるような文章を書くこと。

日記につけた名前は『キティ』。日々、キティに話しかけていたのです。

13歳から15歳を『後ろの家(隠れ家)』で、家族や知人と過ごした少女。

学校に行っていたときの様子や、ときには友人への悪口、小悪魔な一面も日記に記してあり、
キティにありのままを話しかけていたのがわかります。

戦後の資料として人に読んでもらうためにも書いていた日記は、彼女の予想を遥かに超えて、
今では世界中の人に読まれ、当時を生きたアンネの気持ちや状況を私たちに伝えてくれました。


アンネの当時の様子は日記だけではなく、収容所に連れて行かれる前まで住んでいたアムステルダムの街でも感じることができます。

隠れ家として過ごした建物は現在でも残っていて、「アンネ・フランクの家」として博物館になっています。

家の中の隠し扉、音や声を広めながらも誕生日をお祝いしたダイニング、そしてアンネが日記を書いていた机。

同室だった知人はよく手紙を書いており、部屋に1つしか机がないため、
日記を書きたいアンネと机は取り合いだったなんてエピソードもあるそうです。

ならわし・・・【習わし】【慣わし】世で繰り返し行われて しきたり となったもの。慣習や風習。
日本でもお正月には初詣に行く、おせちを食べる、などの「ならわし」がありますよね。

旅先で出会ったその国、その地域 独自の習慣や風習をご紹介します。



今回はアイスランドの「ならわし」のクリスマスにまつわるエピソードです。

アイスランドはブログでも何度か取り上げていますが、

イギリスのさらに北西に位置する島国で、夏でも20度を下回る気温です。

冬は名前の通り氷に覆われ、とても寒いのでクリスマスが似合いそう(?)な国ですね。



クリスマスを語るうえで、絶対外せないのがサンタクロース!

サンタクロースといえば、立派な白ひげをたくわえて、赤い服と赤い帽子をかぶり、

プレゼントが入った白い大きな袋を持った、ふっくらした体のおじいさんを思い浮かべますよね。

海外でもこのイメージをもつ国は多く、そもそも日本古来のエピソードではないので

サンタクロースは全世界共通だと思っていませんか?



実は、アイスランドのサンタクロースは違うんです。

アイスランドには、13人のいじわるなサンタクロースがいるんです!!
13人もいるうえに、さらにいじわる!

私たちの知っているサンタとはまるで違いますね。

どんなサンタたちなのかご紹介してゆきましょう。




13人いるサンタはクリスマスの13日前から一人ずつ街におりてきて


それぞれ決まった悪さをするんです。

1日目には「羊小屋のサンタ」と呼ばれるサンタが羊を脅かしに降りてきます。
そして2日目は「隠れて牛乳を盗むサンタ」・・・と続いていくのです。
面白いのが4日目に「スプーンをなめるサンタ」
5日目に「鍋をなめるサンタ」6日目には「ボールをなめるサンタ」と続き、
7日目は「ドアをばたんと大きな音を出して閉めるサンタ」です。
クリスマスまで地味~な嫌がらせが続く・・・。

私たちの知っているハッピーなイメージがあるクリスマスとは程遠いですね(笑)



そもそも、なぜアイスランドのサンタは他の国と異なるかというと、

もともとこのいたずらをする13人はサンタではなく、トロールがモデルの昔話だったのです。

それが西洋からキリスト教のクリスマス文化がまざり、13人のサンタクロースになったようです。



そして現在では、サンタクロースのいたずらはなくなり、

13人が毎日プレゼントとくれる、というエピソードになっているそうで

一気に私たちが知っているより何倍もうらやましいクリスマスとサンタクロースへ逆転しています。(笑)



サンタクロースが降りてくる13日前からクリスマスは始まり、クリスマス後も

一人ずつ帰っていくため、アイスランドのクリスマスは4週間ほど続くのだそうです。

とっても寒い時期ですが、アイスランドでクリスマスを過ごしてみたいですね!



いかがでしたか?

ハッピーの象徴のようなサンタクロースが国によって全く異なるイメージやエピソードを持っているのは面白いですよね。

アイスランドの13人のサンタクロースが、どんないたずらをするのか

興味がある方は、こちらもチェックしてみてください♪

アイスランドでのクリスマスの過ごし方



HISボランティア・スタディツアーデスク

2024.04
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