ならわし・・・【習わし】【慣わし】世で繰り返し行われて しきたり となったもの。慣習や風習。

日本でもお正月には初詣に行く、おせちを食べる、などの「ならわし」がありますよね。

今月は旅先で出会ったその国、その地域 独自の習慣や風習をご紹介します。
第2弾の今回は、アイルランドの”ならわし”をご紹介!!

以前もブログで書いたのですが、私は昨年半年間アイルランドに滞在していました。

アイルランドと言えばなにをイメージしますか?
ギネスビールと紅茶くらいでしょうか。
そもそも、どこにあるかハッキリしてない人も多いかもしれません笑

イギリス西部にある島に位置し、北はイギリス領である北アイルランドに接しています。
ちなみに、アイルランドではラグビーが盛んなのですが、
ラグビーに関してはアイルランドと北アイルランドは同じチームとして世界大会に出ているんです!
理由は、アイルランド協会がアイルランドと北アイルランド分断前から存在しているから、だそうです。

そしてみなさん、突然ですが、10月31日と言えば何の日でしょうか?

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ハロウィーンですよね。
そして、ハロウィーンの発祥と言えばでしょうか??
もう予想できているかもしれませんが、そう、アイルランドが発祥なんです!!

アイルランドはそもそも、 ケルト人と呼ばれるケルト語を話す民族がルーツとなっています。
いまでこそカトリックが強いイメージのあるアイルランドですが 過去にさかのぼると、ケルト人が信仰していたのは”ドルイド教“という宗教でした。
このドルイド教では、霊魂の不滅を信じ、主神を中心にして系統づけられた動植物や天空の自然神を崇拝していたとされています。

そして、夏から冬に変わる季節には現世と霊界がつながり、
死者の魂がよみがえり、生家に帰ると信じられていました。

日本でいうお盆のようにな時期ですね。

その際、この死者の魂は、幽霊や妖精、ゴブリン、悪魔など、 さまざまな姿で人々の前に現れたため、彼らが家に帰っていた際、 当時の人々は食べ物や飲み物を出し、自らも不気味な仮装をして身を隠していました。
これが現在の”トリックオアトリート”と”仮装”の由来です。
今でもアイルランドではハロウィン当日は街中みんなが仮装して出歩くそうです。 (昨年の9月までしかいなかったので、聞いた話ですみません…)
今でこそアメリカのイメージが強いハロウィンですが、それもアイルランド人がアメリカに移住したことが要因とされています。 あまりなじみのない国だとは思いますが、これで少しは身近に感じてもらえたでしょうか?
少し想像がついたかもしれませんが、このようにアイルランドは、妖精や悪魔といったケルト文化が根付いている国です。
最後に、そんなアイルランドの少し変わった妖精の話をご紹介します。

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この標識、なんだと思いますか?

なんと、『leprechaun crossing 妖精(レプラコーン)横断注意』の標識なんです。

※レプラコーンとは、アイルランドの妖精の代表で、靴を修理する小人のことです。
アイルランドのお土産屋さんに行ったら、この妖精のグッズであふれています笑

世界中で語られている数々の妖精の話も元をただせばアイルランドがルーツだとされています。
アイルランドではいまでも、当たり前のように暮らしに溶け込んでいた妖精たちの姿を感じられる世界が広がっています。
のんびりした自然豊かな国なので、ゆったりとした時間を過ごしたい、そんな方にはぜひ一度行ってみて欲しい、おすすめの国です。

つむつむ


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