みなさん、こんにちは。
カイロ支店です。
今日のカイロは、
最高気温:36度
最低気温:21度
数日前まで早朝は涼しく気持ちよく歩けていたのですが、今朝は朝から夏の陽気でした。
実はラマダン最後の週は怒涛の連日40度越えでした!( ;∀;)
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イード ムバラク! (ラマダンおめでとう!)
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前回まで4回に渡ってラマダンについてお伝えしてきましたが、今回は最終回です。
(最終回を書くのが遅くなってしまいました。ごめんなさい。)
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2020年(ヒジュラ暦では1441年)のラマダンが5/23に明けました☽★*
5/24からイードと言われるおまつりの始まりです。
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イスラム教徒にとって大切なイードのお祈りをモスクでしたり、
家族や親せき、友人たちとラマダンを労いながら食事をたのしみます。
新しい服や素敵な衣装でラマダンが明けたのをお祝いします。
こどもたちは大人から、お小遣いをもらえたりもします。
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日本のお正月に近いですね。
残念ながら今年はコロナ禍のため、世界中のイスラム教徒はモスクでの集団礼拝が
できなかったり、大勢での食事ができなかったり。。
少しさみしいイードとなってしまいましたが、神様が私たちにこの困難を乗り越えさせてくれるでしょう。
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またラマダン中やイードのときは特に、チャリティー活動もよく行われます。
あるモスクでは、空のタッパー(保存容器)を用意して
1、善意の気持ちで空のタッパーを持ち帰り
2、手作り料理や食料をタッパーにつめて
3、モスクへ届ける
4、食事が必要とする人へ・・・
余裕のある人もそうでない人も、ラマダン中やイードの時は特に
平等に過ごせるようにと、たくさんのイスラム教徒によって
チャリティー活動が行われています。
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イードの時に食べる「カハク」とは・・・。
一見スノーボールのような見た目(味も)の、一口かそれよりも少し大きめのクッキーです。
サクッとホロホロ、コーヒーやお茶と相性抜群のバターたっぷりハイカロリーなイードのお菓子です。
個人的には無糖のコーヒーかお茶でいきたいところですが、
エジプト人はお砂糖たっぷりの飲み物と、ハイカロリーカハクを楽しみます。
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来年のラマダンとイードは誰もが、たくさんの人と楽しく過ごせますように。
みなさん、こんにちは。
カイロ支店です。
今日のカイロは、
最高気温:38度
最低気温:21度
本日の予想最高気温は38度!なんと来週は40度を超える予想も…。体感温度はそこまで高くないと信じていますが、まだ5月ですよ( ;∀;)
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ラマダンカリーム! (素晴らしいラマダンを、ラマダンおめでとう)
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さて、イスラム教徒にとって毎年1ヶ月の祝福にあふれたラマダンについて今日も書いていきましょう。
今年もラマダンも早いもので、残すところ2週間を切りました。
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ラマダン月には、一年のうちで最も偉大な夜があります。
ライラトルカドル(荘厳なる夜)といい、神様は「ライラトルガドルは、千の月に優る。」といいました。
そこで行う善行が長い年月に渡る行いにも優る、といわれています。
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いったいいつがその日?
ライラトルガドルはラマダーン月最後の10日間のいずれかで、誰もそれが何日目にあたるか確実に知ることはできないのです。
最後の10日間が近づいてきました。
イスラム教徒たちは更に善行に励むことでしょう。
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エジプトはラマダン20日目、次回はいよいよ最終回!
「イード」のあれこれについてお伝えします。
みなさん、こんにちは。
カイロ支店です。
今日のカイロは、
最高気温:32度
最低気温:15度
すっかり昼間は夏の陽気ですが、夜は涼しく過ごしやすいカイロです。
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ラマダンカリーム! (素晴らしいラマダンを、ラマダンおめでとう)
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引き続き、本日はイスラム教徒にとって大切なイベントであるラマダンについて、もう少し詳しくお伝えいたします。
エジプトは人口のおおよそ9割(!)がイスラム教徒です。
ラマダンの断食は日の出から日没まで行われる、とよく耳にしますが、実際は日の出よりも前の暁から日没までです。
暁とは夜明け前の、日の出よりも前の地平線に光が差したときです。
本日ですと午前3:39です。
断食をするイスラム教徒の人々はこの時間よりも前に起きて、スフル(Suhour)と言われる食事を摂ってその日の断食に備えます。
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さて、エジプトの皆さんはスフルに何を食べているのでしょう・・・(*´ω`*)
・フール(すり潰した白いソラマメ)
・ヨーグルト
・トマトやきゅうりなどの水分の多いもの
・アエーシと呼ばれるエジプトのパン
(ピタパンのように丸く平べったい、焼き立てはサイコー!)
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断食の間は飲食だけではなく、喫煙や男女のふれあいなどあらゆる欲を断ちます。
イスラム教徒はラマダンの一か月の間は、いつも以上に良い行いをしようと努力をします。
貧しい人もそうではない人も、イスラム教徒は苦しみも嬉しさも分かち合い神様の前ではみな平等だということをラマダンが改めて教えてくれるのです。
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ただいまエジプトはラマダン5日目☆
次回も日本では馴染みの少ない。ラマダンについてお伝えします。
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