シギリヤ-観光
2012.04.23
こんにちは!
先日、ご近所さんとお好み焼きパーティをしたKathyです★
ご近所に、大阪出身の方が住まれていて
(実は私のマンションから歩いて20秒という距離(笑))、
お電話を頂き、急遽参加!
スリランカの現地の方々にも、お好み焼きは大好評
非常に、楽しい時間を過ごさせていただきました♪
そんなこんなで始まりました、本日のブログ。
本日より、非常に急ではありますが、
スリランカで一番有名な観光地と言っても
過言ではないほど世界的に有名なシギリヤロックについて、
何弾かに分けて、お贈りしたいと思っております!
ではでは、スタート♪
ここ、シギリヤロックは、非常に興味深い数々の伝説、
戦略、その時代を生きた、カーシャパ王の思いがたくさん凝縮された場所です。
シギリヤは、まだまだ沢山の緑を残す場所で、
昔ながらの村のような風景が広がっているところでもあります★
このお話の始まりは、紀元前5世紀までさかのぼり、
この物語の主人公でもある、カーシャパは、
アヌラダプラを統治していた王、ダートゥセーナの息子でした。
カーシャパ王は王位継承について大変関心があったようで、
母親が平民の出身であることにより、
自分が王位を継承できないのではないかと、
日々恐れていたようです。
それもそのはずで、カーシャパ王の弟、ムガランの母親は
王族の出身で、誰もがムガランが次の王だと思っていたからで、
王位継承に、どこまでもこだわったカーシャパは
実の父、ダートゥセーナを監禁し、王になり
都をアヌラダプラから、シギリヤへ移します。
そしてある日、「隠してある財産を全て見せて欲しい」と
ダートゥセーナに要求します。
それを聞いたダートゥセーナは、自分が建設した貯水池に連れて行き、
「これが自分の財産の全て」と彼に伝え、
それを聞いたカーシャパ王は、怒り狂い、
実の父、ダートゥセーナを家来に命じ、殺してしまいます。
その後、弟のムガランは、インドに亡命をし、
12年後、カーシャパ王に戦いを挑み見事勝利、
カーシャパ王は自ら喉を切り、命を絶つ、というお話です。
シギリヤロックにたどり着くまでは、
たくさんの、プロテクションがあり、厳重警戒で、
カーシャパ王が、ムガランに攻め込まれるのを
予期していた、ということを
ひしひしと感じることが出来ます。
また、シギリヤロックとお庭の周りをぐるりと囲んでいるお堀には、
当時、たくさんのワニが生息していたそうで、
そこに落ちたものは戻ってこなかったそう。
今でも、ニ~三匹生息しているという噂!!
今回は、ここまでで!
次回は、シギリヤレディたちについて、
更新したいと思っております。
ではまた次回♪