デリー 2014.05.12
インドは広いのです。

州によって人種も、言語も、文化も、そして食べ物も違います。

食べ物は大きく分けて、北インド料理、南インド料理、と分けられるのが一般的。

以前南インドを訪れたとき、南インド料理のおいしさに感動しました。

「でも、デリーでおいしい南インド料理になかなか出会わないんだよね」

「No、No、No~。まだまだ分かってないな」



デリー支店のミスター・フードファイターことシュビンドゥ氏。

「ここの料理はファンタスティックだよ!ぜひ行ってみたまえ」

ということで、早速行ってきました。



SAGAR RATNA(サガル・ラトナ)
K 15, Connaught Place, New Delhi


コンノート・プレイスのKブロックアウターサークルにありました。



お昼時とあってか、店内は満席。



ちなみに、インドの「お昼時」とは午後2時、3時のことを言います。

インド人はランチタイムが非常に遅い。

12時くらいに行くとガラガラ、ということが多いです。

そして、夜も遅いらしい。

10時とかに平気で食べる。

だから、太るんだよ。君たち。




さて、何にしましょうか。

このクレープみたいなのは、ドーサといって、中にいろいろな具が入ってます。



この真ん中のやつは、ヴァーダといって、甘くないドーナツのような。

もちろんカレーにつけて、いただきます。




迷ったけど、やっぱり定番!の定食南インド版ターリーに決定。

ちなみに、ターリーは南インドではミールスと言いますnotes

185ルピー(この後税金がつきますが)とリーズナブル。(約330円)



ど~ん!

北インド料理は油を使って、こってり、ぎっとり、なのに対して、南インド料理はスープのように、さらっとしているのが特徴。

この真ん中の、プーリー(揚げたナン)がなんか他と違う!

もちもち、しっかり歯ごたえがあって、おいしい~heart04

カレーも全部めっちゃおいしかったです。



デザートのこれ。

インドは大体極端に、辛「すぎる」、甘「すぎる」、ってことが多くて、ほどほどって言葉を知らないのか!?という感じなのですが、これは違った。

タピオカ入りの、とうもろこしのやさしい甘みが、繊細な日本人の舌にも合う!

こういうやさしい甘さ、インドで久しぶりだよ!

デザートまでおいしいなんて、完璧ですね!!



締めは、南インドのコーヒー。

インドはだいたいあま~い紅茶、チャイが主流ですが、南インドはコーヒーの産地ということもあって、チャイと同じくらい、普通にコーヒーを飲む文化があるんです。

大体下の器もセット。

これは、あっついコーヒーを器に移して、冷まして飲むんだとか。

砂糖は別で付いてきて、自分で調節できるのもうれしいところ。



そして、トイレではなく、「手を洗うところ」の表示があるのも、南インドレストランならではだなぁ、と思いました。

というのも、南インドでは、未だに手で食べるのが主流です。

デリーなんかはもう都会なので、ほとんどスプーンで食べてますが、南はまだまだ。

スプーンも言わないと出てこないことがほとんどでした。

そのため、食後の手洗いは必須。

南インドにはトイレとは別に、手洗い場所がずらっと並んでる、なんてことも多いんです。



中華もあるよ。

でも、「今は」ってことは、ないときもあるんかい!?


とにかく、デリーで南インド料理に満足できなかった私。大満足しました。

早速、ミスター・フードファイターに報告。



「そうだろう。うまかろう」

語りすぎて、ぶれるフードファイター。

とにかく、お礼を。

「めっちゃおいしかったよ!教えてくれてありがとう!」



この照れ笑い。

かわいいぞ、フードファイター。

みんなあなたの笑顔に癒されます。

また、おいしいところ教えてねheart01

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