みなさん、ナマナマステ〜
今日も前回の記事のつづき(今回でFINAL)です!
前回はオールドデリーにある素敵なホテル「Haveli Dharampura」で提供されるディナー、インドのストリートフードをお洒落にアレンジしたコース料理についてご紹介しました。
今回は、ホテルの内観を少しご紹介したい思います。
Haveliホテルのエントランスである大きな門をくぐると屋上まで吹き抜けのホールが現れます。
控えめな噴水がかわいいですね。
こちらは屋上からホールを見下ろした図。
ジャイプールに行ったことがある方はお気づきかと思いますが、インドの歴史ある宮廷や邸宅はこのような作りをしていることが多いです。
ホールの奥にあるのが前回の記事でご紹介したコース料理が提供されるレストラン「Lakhori」で、ホールの手前には実際に昔使われていた隠し金庫(床下収納)がそのままの形で残っています!
階段を登って(エレベーターもあります)2階に上がると、客室ゾーンです。
ボトムからスイートまで3つのカテゴリーがあり、面白いのが同じのカテゴリーの中でも決して同じ作りの客室がないことです。
これももともとホテルにするために作られたわけではない一般の邸宅を改装したがゆえ、とも言えます。
何度泊まっても新鮮で飽きないですね!
運がよければボトムカテゴリーでも、上のカテゴリーより広くて素敵なお部屋に泊まれちゃいます(笑)
ちょっとギャンブル。
ちなみに客室は全部で14部屋しかなく、いわゆるブティックホテルです。
また各部屋にはそれぞれムガル帝国時代の城塞都市であったオールドデリーを取り囲む門(Kashmere Gate、Lahori Gate、など)の名前がつけられていて、
客室の鍵はなんとごっつい南京錠です。細部にもこだわりを感じますよね。
さらに上の階に上がると、ででん!これはなんでしょう?
実はこれ大昔に実際に使用されていたシーシャ(水タバコ)なんだそう。
(でかすぎ。。)
筆者はシーシャ好きなので、実際にこれが吹けたら最高なのにな〜と想像してしまいます。
さて、屋上まで上がると素敵なルーフトップバーがあります。
エスプレッソマティーニを楽しみました。(おいしい!)
屋上はさらに上まで上がれるようになっており、ここではカイト(凧揚げ)を楽しんでいるお客さんがたくさんいらっしゃいます。
凧揚げは競技鳩とならぶオールドデリーの2大スポーツなんだとか(知らなかった)
凧揚げはホテルスタッフの青年(オールドデリー出身で幼い頃から凧を嗜んでいるプロ揚げ師)が指導してくれます。
実際に凧揚げを楽しんでいると糸が突然ちぎれます!(なぜ!?)
これは「負け」なんだとか。。近くで凧を揚げていた近所の少年に千切られました。彼の勝利です。
20世紀を過ぎてもアナログな遊びを楽しめるオールドデリーの人たちは幸せ者ですね。
オールドデリーの夕景とともに楽しむ凧揚げはなんとも言えぬ味わいがあります。
オールドデリーでは狭いエリアに多くの住居が密集しているので、屋上からは近所の方々の生活を垣間みることができます。
屋上で団欒している家族、建設中の大工さん、競技鳩の練習をしているおじさん、など。。
ちなみにHaveliホテルのロケーションは抜群で、夜にはライトアップされたジャマー・マスジッド、ラール・キラー(レッド・フォート)、その他有名な各宗教の寺院を屋上からとても近くに望むことができます。
さて、今回でHaveliホテルの特集は終了です。
みなさんもオールドデリーに寄る機会がありましたら、ぜひ宿泊してみてください。
ご予約はこちらから
それではまた〜