シンチャオ!なしおです。
ベトナム最後の楽園と称されるコンダオ島。
コンダオ島の場所やリゾートや海の情報を第一回でお伝え致しました。
https://blog.his-j.com/hochiminh/2018/12/post-1fa9.html
観光地はどんなところがあるの?
負の遺産が多くございます。
暗くなってしまいます。ご了承くださいませ。
コンダオ島はその昔、監獄島と呼ばれ、流刑地でした。
コンダオ島の観光地と言えば、こんな感じです。
*コンダオの歴史博物館(流刑地としての歴史)
*フランス統治時代の収容所
*ベトナム戦争時代にアメリカが建てた収容所
*コンダオ刑務所
*ボー・ティ・サウや烈士のお墓
*慰霊碑やモニュメントやお寺
監獄巡りとお墓参りという観光名所となります。
もちろん、美しい海と山々のすばらしい景観もございます。
ザンジバルやゴレ島など、美しい島には負の遺産が付き物なのでしょうか。
いつまでも見ていたい美しい景観と、目をつぶりたくなるような過去と現在が同じ場所に存在しています。
こちらはフランス統治時代の収容所です。
その由縁は、写真のように独房の天井にも鉄格子がはめられており、
監視員が上を歩いて見張ることができました。
ベトナム戦争時代の収容所は観光地として整っておらず、朽ち果てたまま残されており、中は暗く、何かが出てきそうな、勝手に入ってはいけない雰囲気が漂っています。
収容されていた人々の歴史を聞き、見て、感じ、最後はお墓参りです。
ベトナムで一番気高い女性と賞されるボー・ティ・サウのお墓です。
深夜0時、彼女のお墓の前で願い事をすると叶うと言われており、深夜にもかかわらず毎日100名以上の参拝者が訪れます。
彼女は反フランス活動を行ったため、18歳の若さで処刑されました。
処刑の際に「ひざまづけ!」と言ったフランス兵に対して、
「私は立つことしか知らない!」と言い放ち、亡くなりました。
コンダオ島に来たら、お墓参りをせずとも、ボー・ティ・サウに思いを馳せましょう。
こちらは市内中心のコンダオリゾートホテル。
1泊1室9,000円ほどのお値段です。
皆様、コンダオ島に興味を持って頂けましたでしょうか。
ベトナムの印象が変わるコンダオ島へ是非、足をお運びくださいませ。
==2018年12月の情報です==