突然、ハーフドームと言われても、それが一体何なのかを知らない人

のために、ハーフドームって一体何なのかということを説明させて頂き

ますと、




カリフォルニア州の東側に位置するヨセミテ国立公園のシンボルです。

ちなみに麓から山頂までの高さは1443メートルあります。

写真でみてもお分かりなように、周りの山並みからはちょっと抜きに出た

存在ですね。それにしても変わった形してますよね。


これは、太古の時代に氷河によって山の半分が削り取られてしまったため

今日のような姿になったわけです。


「あんな山の頂上からの景色って、きっとスゴイんだろうなぁ・・・・」


なんて、思ったのは比較的つい最近のこと。

ヨセミテ観光はヨセミテバレー内で色々観光することが多いので、

バレー(谷)の中を転々とするんです。

要は、下から眺めることの方が多いわけですね。

グランドキャニオンなんかはこの逆ということになりますよね。

人間誰しも、下から見たら今度は上から・・・と思うじゃないですか?


そもそもハーフ・ドーム自体、あそこが登れる場所などとは全く考えておら

ず、今まで何度もヨセミテに行っておきながら、確認したことすらなかった。

つまり、完全にノーマークだったわけです。


そんなことはとにかく、このハーフドームって登頂できるんです。

聞いただけでもワクワクしてしまったんですが、その詳細が全く分からず

色々と周囲の方々に登った際の写真をお持ちの人を探したところ、


なんといた!!


今回はその方が登頂時に撮った写真を拝借して、ハーフドームまでの

道のりをご紹介します!


とりあえずその道のりはといいますと、


たった、たったの16.4マイル。 (マイル表示ですrun

ほんと、たった16マイルちょっと。



なんだ簡単じゃん。



まぁ、1マイルが1.6キロですから、キロに換算すると26キロちょっと。

たった26キロですよ。



って、、、26キロ



しかも、たしか麓から頂上までの標高差が1450メートルだったような・・・・


踏破すべき距離、往復26キロ・・・・

標高差はなんと1450メートル・・・・


と言っても、たかが富士山の半分以下だし、26キロっていってもハイキング

気分で歩いて行けば余裕とのこと。(ホンマかいな?)

しかも、帰りは下りジャン、みたいな。


ちなみに所要時間は早い人で9時間以内、遅くても12時間くらい見ておけば

余裕だそうです。(余裕じゃないっての)


さて、ハーフドームまでの道のりのスタート地点にて、


「いざ!鎌倉!!」なんて雄たけびをあげつつ出発、



どこにでもありそうなトレイルって感じで、まだまだ、余裕。

いい歳して、ハナ歌全開です・・・



途中にはこんな川も見えたりします。

ところでこれって、川??


おや??なんだあれ。



「バーナル滝」です。

高さは97メートルあります。

別名「青春の滝」と呼ばれているそうです。

(なぜでしょう・・・・。勉強不足でスミマセン)

ここまでの標高差が366メートルですので、残り1000メートルちょっと・・

っていう問題じゃない??


もっと近くに行って見てみると、かなりの迫力!



水量の多いときはびしょ濡れ間違いなし。


ちなみにトレイル沿いには、このバーナル滝のほかに、ネバダ滝も見る

ことができますよ。


その後も、引き続きトレイルを歩いて行きます。↓



こんな感じで標識がでてきます。



ここまで来た満足感に浸りながら、標識をみると

「4.5キロ・・・」

と読みたいところですが、あいにくマイル表示ですので、残り7.2キロ

ということですね。 エヘへ・・



「あれが、ハーフドームの頂上か?」などと、気がはやってしまいます。

しかし、良く見るとなんかずんぐりむっくりしているような・・・・。

結局違うことに気づき、凹むことに。


だんだんと、周りに対する興味も薄れてきて・・・・・・・

次の「標識」がでてくることのみが興味の対象とな・・り・・・



「あった!!!」



「ハーフ・ドーム 2マイル。あっち↑」と簡素な標識が。

あまりの簡素さに、ズッコけるものの、

しかしながら、これを見たときの嬉しさを想像してみてください。

2マイルだったら頂上は射程距離内に入ったなどと思ってしまいます。


しばらくすると、



こ、こんどこそあの形は!

ハ、ハーフ・ドーム!!


今にも駆け出しそうな気分です。

(気分だけで、身体はついて行くハズありません)


もっと、ズームインしてみよう!!camera



おおおぉ、やっぱりハーフドームだ!

って、カメラでズームインしてどうするpunch

己が行かねば意味がない・・・。


自分を叱咤激励(他に誰もしてくれないので)し、一目散にハーフドーム

の登頂口に向うのであった・・・・・・・・・・・・。


まさかその後、予想外の事態に愕然とするとはつゆ知らず・・・・・・。


【続きは後半へ・・・・】

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