ハーフドーム登頂作戦を決行する1日前に我々が向った先が、
ヨセミテハイシエラと呼ばれる高地エリアになります。
標高が高いせいもありますが、通常ヨセミテバレーと呼ばれる観光エリア
とは全く趣がことなります。
翌日をハーフドーム登頂作戦が控えているというのに、
ハイシエラに足を伸ばしたのには『理由』があります。
なぜならば、HISでは今年の夏、
『ハイシエラ1日観光』
催行決定!というか、もう始まってます・・・・・・・・![]()
ということもあり、是非ともブログ上で紹介したいと・・・・・
とにかくも、紹介するためには写真を撮らねばと意気込みまして、
翌日に往復23キロの地獄ハイクをするのが分かっていたのに、
往復18キロのハイキングに出発してしまったのでした・・・・・。
合計41キロ・・・・、ホトホト身の程知らずな私に疲れてしまいます。
仕事じゃなきゃ、絶対にするわけありません。
ところで、今回催行するハイシエラ1日観光では、
タイオガパス(以前のブログでご案内済み)沿いの観光ルートである
オルムステッドポイントやテナヤレイクにご案内するというのはもちろん
のことですが、今回の目玉
は
『グレンアウレントレイル』でハイキングする時間が含まれ
ているというのが大きな特徴です。
実際のところ、ハイシエラでハイキングをしようと思うと、車で行くしか
方法は無いといって良いと思います。
ヨセミテバレー内から、1日1便ハイシエラ行きのバスが運行されては
おりますが、それを使ってのハイキングは時間配分が難しいこと等を
考えるとあまり現実的ではないからです。
さて、今回の『グレンアウレン(Glen Aulin Trail)』はツォルミーメドウ
にあるランバートドーム(Lembert Dome)近くから出発します。
ぴったりのトレイルでして、のんびり歩いて往復5時間ほどで
帰って来れますし、歩きながら見ることができる景観は
ヨセミテバレーで見るそれとは全く趣が異なります。
以前のブログでも書きましたが、ここがカリフォルニアとは
とても思えない光景です。
早速ですが、歩き始めるとほんの15分くらいでしたのような景観を
望むことが出来ます。
それを横目に見ながらズイズイ進んでいくと
(もちろん横目でなく凝視しても良いんですけど・・・)
今度は草原をゆったりと流れている川なんかも視野に入ったりします。
冬場は深い雪に閉ざされているため、驚くような川の透明度です。
おいしそうな?魚があちこちで泳ぎ回っているのも見えますよ。
(おいしそうなんて思うのは、やっぱり日本人だけ???)
道端には名も無き一輪の花も咲いてたりします・・・。
(ちゃんと名前あるって
。なんていう花でしょうねぇ・・・)
しばらく歩くとこんなところに出くわします↓
なんだか分かります?って分かるはず無いですよねぇ。
これだけじゃ。
ここの名前は『Soda Springs(ソーダ・スプリングス)』と言います。
直訳すると『炭酸の泉』
・・・・・って、そのままやん。
って思いますよねぇ、べたですねぇ。
しかし、炭酸の泉水なんですよ、ホントにここ。(直訳でいいんです)
周辺土壌がなんとなく赤茶けているの分かります??
あれは炭酸の成分である鉄分が浮き出たもの(って勝手に決め付け
ましたが、恐らく間違いない
)
写真に写っているログハウスもどきの中には実際に炭酸水が湧き出て
いて飲むこともできます。
試しに飲んでみたら、まるでぺリエみたいな味。
なんてするわけないでしょ。
錆びた自転車を舐めたらこんな味がするんじゃ?
っていう味。![]()
ハイキングする気力を失いそうになりながらも、ここからオサラバして
更に先へと足を進めます。
【その2へ続く】


テーマ: ヨセミテ国立公園

















