ローカルネタ
2010.01.24
『ゲイ・レズビアンカルチャーを抜きにサンフランシスコは語れない!!』と言われていますが、その中心となるのがカストロで、Market Street(マーケット・ストリート)とCastro Street(カストロ・ストリート)の交差点に掲げられた6色のレインボー・フラッグがコミュニティの象徴です。
このエリアにはバーやクラブだけではなく、レストランやカフェ、ショップ、映画館、銀行、花屋、グロッサリーストア、クリーニング店なども揃っており、単なる歓楽街としてだけではなく『生活の場』としての機能も整っています。
また6月下旬に開催されるパレードをメインにしたイベントは、全米のみならず全世界のゲイ・レズビアン達をひきつけてやみません。
ちなみに、日本でも公開された、ゲイである事をオープンにして市議会議員に初めて当選したハーヴェイ・ミルク氏を描いた『MILK』も、実際にカストロを中心としたエリアでそのほとんどが撮影されています。
ライトアップされたランドマーク的存在の CASTRO THEATRE(カストロシアター)。映画『MILK』のワールドプレミアはここで上映されました。
映画『MILK』のポスター。この映画の撮影中、ミルク氏を知る人々は氏に扮したショーン・ペンを見て、あまりにも雰囲気が似ているため度々『ドキッ!』とさせられたそうです。
ダウンタウンエリアからのアクセスは、路面電車・Fラインにて終点下車(Castroと17thの交差点)、もしくはMINIメトロのK・L・Mライン(OUTBOUND/アウトバウンドにご乗車ください。)にて『Castro』駅下車が便利です。