今回はホーネット博物館をレポートいたします!
ホーネット博物館って?
第2次世界大戦中に就役したアメリカ海軍の空母です。
空母がその役目を終え、退役した後に博物館になっています。
この博物館は空母がそのまま博物館になっているので、当然ですが海上に
停泊されたままとなっています。
こんな感じです。
横にブリッジが付けられていてそこから空母内に入っていきます!
では行ってみましょう!!
横からの眺めはこんな感じです。
まだまだ今からでも動き出しそうな感じです。
中に入るといろんなものが展示されています。
空母の模型や・・・
鐘。
などなど。
すると、
「Destination Tokyo」と言う文字が。
そう、この空母ホーネットは第2次世界大戦において、日本と交戦した空母
なのでした。周りを良く見てみると、
始めは何かの柄くらいにしか見えなかったのですが、よくよく見てみると
中央の赤いものは戦時中に使われていた日本軍の旭日旗。
Planes Shot Downとありますので、これだけの旭日旗の数の日本空軍の
戦闘機がホーネットによって撃墜された、ということになります。
それにしてもすごい数です。
ホーネットは1943年に進水・就役を始め退役する1970年までの間現役空母
として作戦行動を行い、除籍された後はここサンフランシスコにて博物館
として一般公開されているわけです。
艦内はいまでもそのときの様子を再現しています。
まずは空母内の様子ですが、こちら。
かなり広々としています。
このスペースにもたくさんの当時使われていた戦闘機が展示されています。
マニアではないので詳しい説明が出来ないのですが、ゆっくりとご覧ください。
いろんなタイプのヘリが展示されていました。
当時の戦闘機です。
スペースを確保するために翼がこんな感じで折りたたまれていました。
なるほど・・・、これだったらたくさんの飛行機を搭載できるわけです。
横から見るとこんな感じです。すごい角度で翼がたたまれてますね。
このヘリの反対側に回ってみると、
なんと、「IWO JIMA」の文字が。 IWO JIMAとは硫黄島のことですね。
空母ホーネットは1944年の6月に当時日本が占領していたテニアン・サイパン
を攻略するための支援として硫黄島と父島にある日本軍基地への攻撃を
行っています。
そしてそして、ん??と思わせるものが展示されていました。
ん? でしょ?
なんとこのホーネットはNASAのアポロ計画にも参画しており、1966年~
1969年の間に無人宇宙船の回収作業に従事していたのです。なんとあの
アームストロング船長もこのホーネットに乗ったのだとか。
ちょっとすごい話ですよね。
次回は甲板と船内内部の画像と共にレポートします!
Written by しっぽ。
USS HORNET MUSEUM.
707 West Hornet Ave, Pier 3
Alameda, CA 94501
Tel) 510-521-8448