絶対的な安全が求められる飛行機
地上にいる間は、整備をしながら、
荷物を積んだり、下ろしたり、搭乗者の乗り降りもあります。
機内の掃除もあります。
ところで、飛行機はどのくらい地上にいて、
どのくらい空を飛んでいるかご存知ですか
例えば羽田行きのJAL。
8月のスケジュールで行くと、
サンフランシスコ出発 午後7時25分 - 羽田着 午後10時25分
~ フライト時間は11時間 ~
羽田出発 深夜12時5分 - サンフランシスコ着は 午後5時40分
~フライト時間は9時間35分 ~
サンフランシスコ出発は 午後7時25分・・・
サンフランシスコに駐機している時間は約1時間45分。
羽田に駐機している時間は約1時間40分。
後はずーーーーーっと太平洋を行ったり来たり。
このスケジュールを1つの機材がこなしているのです。
飛行機の気持ちになったら、ドッと疲れそうですが・・・
この駐機している1時間40分~1時間45分の間に、
整備や乗客の乗り降り、機内の清掃が行われるわけです。
もちろん整備に問題があったら、出発は遅れます。
搭乗予定のお客様が、着席されていなかったら、
確認作業で遅れることもあります。
定刻で出発しなければ、もちろん到着も遅れるでしょう。
もちろん天気が影響して遅れることもあります。
他の飛行機などが原因で遅れることもあるかもしれません
ということで、少し前になりますが、航空会社にとって、最高の賞の一つ、
Conducive Technology社の「定時発着率」が発表されました。
2011年の世界主要航空会社の定時「到着率」ナンバー1は・・・
ANA(全日空)でした
ちなみに2009年&2010年の1位はJAL(日本航空)でした
そして、2011年のコードシェア便を含むキャリア別ネットワーク部門で、
JALが1位になりました
日本勢強いです
定時に到着することが、とても大事な航空会社ですが、
定時に「出発」させることが大事なのは「空港」です。
こちらのWinnerは、シアトル・タコマ空港でした!
霧の影響か・・・サンフランシスコ空港はFinalistに入らず!残念!!
フライトが遅れるのは誰にとっても、嫌ですね。
お迎えの人を待たせちゃう・・・でも機内で電話は使えないし、
乗り継ぎ便に遅れるー
旅行の予定が狂っちゃうーー
ミーティングに間に合わない
ということで、飛行機に乗る皆様で、定時に到着できるように、
協力をしなければなりません
考えられることとして・・・
・早めにチェックインをして、荷物を預ける
・早めに搭乗口へ行く
・機内持込荷物は小さめ、少なめに。
・持ち込んだものから出たゴミは持ち帰る
などなどが挙げられます。
アメリカ国内線も地方などの小さなフライトだと特に顕著に出ますが、
搭乗者が全員乗り次第、出発、、、ということも何度かありました。
もちろん定刻または早めに到着で、乗り継ぎもラクラクです
みんなで協力して、定時到着を目指しましょう