カルガリースタンピードのイブニングショーは2部構成
Chuckwagon Race(幌馬車レース)とGrandstand Show(エンターテイメントショー)
今回こちらのショーをおしゃれなレストランで食事を頂きながら見ることが出来ました。
レストランは、幌馬車レースやロデオショーが行われる会場のグランドスタンドの4階にある
The Lazy S
こちらのレストランは少しドレスアップしていかなくてはなりません。 こちらのレストランのドレスコードは
ビジネスカジュアル又はウェスタン
ウエスタンとは、ジーンズ・ウエスタンシャツ・カウボーイブーツ・カウボーイハットの事。
なんだかとってもスタンピードっぽいでしょ。
レストランは6時開場で、6時半過ぎに行ったのですが、すでにラウンジはたくさんの人たちでにぎわっていました。
座席はこんな感じ
ショーが見やすい様に、全席前を向いています。
今はまだガラガラですが、ショーが始まる頃にはほぼ満席になりました。
1人1人のテーブルに、今日のお食事のメニューと今日のレース表が置かれています。
席に座ってしばらくたったら、チーズパンがやってきました。 さすが高級レストラン。 一味違うものを出して着ますね。
前菜が来る頃には、ショーの始まりを告げる騎馬隊の入場が始まりました。
2番目のコースの豚肉と野菜のサラダ
音楽隊による音楽と開会宣言が始まりました。
幌馬車レースが始まる頃にはメインディッシュがやってきました。
メインディッシュは、牛肉・ラム肉・タラ・鶏肉・豚肉・パスタの中から選べたのですが、やっぱりアルバータに来たからには、アルバータビーフを食べなくてはと牛肉をチョイス。
幌馬車レースが始まりました。
幌馬車レースに関して説明する前に、少しスタンピードに関して説明しましょう。
カルガリースタンピードはカウボーイたちの出場するロデオ世界大会の3大大会の一つ。
祭りと一緒になって、最大規模で行われるのがカルガリースタンピード
スタンピードで行われるロデオ(幌馬車レースも含み)は全て招待選手のみ。 ということは、とてもうまい人のみが参加しているのです。
そして、このロデオショーに参加すると順位に応じて賞金がもらえます。 幌馬車レースのみで賞金の合計金額はなんと$1,154,400(約1億円)
幌馬車レースは、毎日、36チームが対戦し、タイムに応じて順位が、1位~36位までつけられ、$1900~$6000の賞金が毎日もらえるのです。 そして、最後の日には今までのタイムで1位~32位までのチームが出場し、その中からその日のレースで4位までに入ったチームが最後の決勝に進むことが出来ます。 そして$10,000~$100,000(約860万円)もの賞金がもらえるのです。 順位が毎日最下位だとしても$17,100(約150万円)もの賞金がもらえるんです。
幌馬車レースは、前で馬を抑える人、幌馬車を操る人、後ろでストーブを載せる人の3人と6頭の馬達が協力して行うレースです。
レースのクラクションが鳴ったら、後ろにいる人は、ストーブと呼ばれる赤い樽のようなものを幌馬車に載せます。
前の人も、後ろの人も馬に飛び乗り、幌馬車と一緒にレースします。
幌馬車は樽を8の字を書くように周り、
ああっ。 4番の樽が倒れてしまいました。 2秒の減点となります。
そして、外周を一周します。
競馬ではないので、馬券などは販売されていませんが、お友達とどの馬車が早いか当てるのも楽しいかも。
そうこうしているうちに、デザートがやってきました。
とってもおしゃれなブラウニーです。
今年は幌馬車レースのレジェンド、Kelly Sutherlandの引退試合でもありました。
50年間レースを行い、今までに世界タイトルを12回も取ったことのある選手。スタンピードの定年である65歳になったので、今年で引退することになったそうです。 65歳であるにも関わらず、今年の決勝戦の順位は5位でした。 すごいですよね~。
さて、9つのレースも終わり、次はイブニングショーの第2部が始まります。
第二部はTransalta Grandstand Show
これらのショーに出場しているのはゲスト以外は、7歳~18歳までの若いカナダ人達。
毎年オーディションで選ばれた子供たちが出場できるもので、カルガリーに住む子供たちの憧れでもあるそうです。
空から鳥になった子供たちが飛んできたり、
綱渡りが始まったり、
噴水とダンスなど
それ以外にも一人でしっとり歌ったり、レーザーショーや自転車の曲芸など、全ての質が高く、様々な出し物があって、全く飽きません。
最後には無数の花火が打ち上げられ、
ショーもフィナーレを迎えます。
全てのショーが終わったのは夜の11時半。
とても楽しい6時間でした。
次回はスタンピードの食べ物に関してご紹介しますね。
by B