チャーチル/ウィニペグ
2013.11.20
ハドソン湾の凍りかけてきた海岸線に沿ってツンドラバギーを走らなんとも愛らしい動物です。
ただ見てるだけでも凍えそうなハドソン湾の景色。
好奇心? 獲物を求めている?
このツンドラバギーに乗っていなかったら、私たち人間は、 確実に獲物なのでしょうね。
手を伸ばせば、シロクマの鼻に触れる距離です。
以前に、カメラのストラップが、 バギーの外に飛び出していてシロクマの爪に掛けられてカメラをバギーの外に叩き押されたことがあるそうです。
可愛く、愛らしい表情からあまり想像できませんが、 とにかく地上最強の猛獣なのは事実です。
くれぐれも、注意してください。
この距離が、シロクマとの接近遭遇の限界地点です。
白い美しい毛皮に身を包み、 グリズリーベアーに比べると長くスマートなクビ、
真ん丸くてつぶらな瞳。
どこをとっても人気者の要素満載。
私たちが、 宿泊して拠点にしているツンドラロッジのスグそばなのです。
『シロクマの聖地に私たちがお邪魔しているのだなあ~』 と言う実感が更に増して来ました。
by Jimmy
チャーチル/ウィニペグ
2013.11.18
大迫力シロクマのスパーリング日本語で、なんと翻訳すれば良いのか、 適切な言葉見当たりません。
スパーリング: ボクシングで本番の試合の前に実践練習として行う あのスパーリングです。
成長したオスとオス同士が行う不思議な行動で、 決して縄張り争いやメスを奪い合うための闘争ではないそうです。
あくまでもスパーリングなのだそうです。
お互いに、殺しあうことも、傷つけあうことも無いそうです。
成長したオス同士に見られる行動で、 オス同士でも明らかに固体差がある場合には、
例えば、大きく成長したオスのシロクマは、 子供のシロクマを殺すことがあるそうです。
将来ライバルになる相手を手におえなくなる前に消してしまおうと いうのでしょうか。
不思議な自然の摂理です。
ツアーを継続しているとツンドラバギーから約100m くらいい離れた低木の茂みに2頭のシロクマが、抱き合うようにして、寝転がっていました。
人間の習慣から判断すると当然のように、オス・ メスのペアーだと思ったのですがこれが、成長したオス同士ということでした。
しばらくすると2頭が立ち上がり、威嚇しあうようにして、 大きな口をあけて、お互いに挑みかかるような態勢です。
相撲の立会いのように、わずかな間合いがあったと、 一気に激しくぶつかり会いました。
まさしく、 死闘が繰り広げられるのではないかと固唾を呑んで観察していまし たが
これが、シロクマのスパーリングなのだそうです。
決して傷つけたり、殺しあうことは無いと聞いて安心して、 カメラのシャッターを切りました。
立ち上がって、相手の肩や首に噛み付いたり、寝転んで、 上になり、下になり繰り返しながらも、 隙あらば相手を捕らえようと腕や足を噛んでいます。
このようなスパーリングが、延々と約20分くらいは、 続いたでしょうか。
その後、2頭のシロクマは、いままでの20分間は、 何も無かったように、素っ気無く
お互いに振り返ることも無く、それぞれ、 荒涼たるツンドラ大地の別の方向に歩き出しました。
なんとも不思議な光景でした。
寒々とした永久凍土のツンドラ大地の中で、 このスパーリングが行われている場所だけが
熱を帯びてきてホットスポットになったような感覚になりました。
シロクマの体温が上気し上昇してくるのがカメラを通しても伝わっ てくるようです。
動物園では、 観察できない大自然の営みを見ることができたと思います。
by Jimmy
大自然を感じるな~
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チャーチル/ウィニペグ
2013.10.31
ついに決定的な瞬間が訪れました私と愛らしいシロクマとの、その距離は、わずか1mです。
シロクマが、手を伸ばせば届く距離ではないか
私にも突然恐怖心が襲ってきました。
コーディネーターの指示通り、窓ガラスから決して手や身体を乗り出さない。
バギーの車内からだけ写真撮影するように
シロクマには、届かないことを確認して撮影しました。
写真では、私の恐怖心はお伝えできませんが、何の仕切りも無い空間でシロクマと対峙するとさすがに、恐怖というか畏敬の念が沸き起こりました。
私のベストショットです。
カメラのフレームに写りきれないくらい接写です。
まん丸の目が愛らしい。 とても獰猛な動物には見えません。
ペットにできそうな雰囲気です。癒されます。癒されました。
私のバギーにも興味がなくなったのか?
また、踵を返すと荒涼とした永久凍土のツンドラ大地に戻っていきました。
別のツンドラバギーが、前方に待機しています。
その方向にゆっくり歩き出すと、もう、私たちを振り返ることも無く、悠然とツンドラバギーが刻んだわだちに沿って歩いていきました。
とても神秘的な動物です。
by Jimmy
皆さんも感動体験しませんか~。
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http://vacationpack.his-usa.com/city/ywg/detail.php?tid=2987
ドアップうらやまし~
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