カルガリースタンピードが開催されているカルガリーはアルバータ州に位置していますが、アルバータ州の主な産業の中に農業があります。
特に牛肉は有名で、アルバータビーフはカナダ内でも美味しい牛肉のブランドとして定着しています。 実は日本で流通している馬肉もほとんどがカナダそれもアルバータ産のものが多いのです。しかし、英語圏の人に馬を食べるという話はタブーなので、カナダ人でもアルバータ産の馬肉が流通しているということを知らない人が多いんですよ。
話がそれましたが・・・
カルガリースタンピード会場には農業を紹介する会場があります。
かなり広く、様々なイベントも行われています。 全てを回ることは到底無理でしたが、展示の一部をご紹介します。
まずは、牛。
様々な牛の展示とともに、最新式の牛を飼うための機器も展示されていました。(写真に撮ってませんが)
驚いたのは餌置きと水飲み場。
全ての牛にICチップを埋め込み、その牛が毎日どれぐらいの餌を食べ、どれぐらいの水を飲んだかが管理できるんですって。 水飲み場には体重計も設置されていて、牛に知られずに、体重を図ることもできるんだそうです。 毎日水飲み場に行っているけど、水を飲んでいないとかもわかるらしく、コンピューターのデーターを見て体調管理をすることが出来るそうです。
生きている牛のすぐそばに置いてあったのが、こちらの見本。
一匹の牛からどのぐらいのどの部位のお肉が取れるかが書かれています。
こちらは鶏のかごの展示。 ご飯を食べる鶏の下には、産み落とされたばかりの卵
かわいい豚の親子もいました。 こちらはかわいい子ブタの展示だけでなく、柵の展示も。
大きな母豚が寝返りをうって、子豚がつぶれないようになってるんですって。
たくさんの羊もいました。
これらの羊はスタンピード期間中に行われる羊の毛刈りコンテストなどで、毛を駆られる予定なんです。
様々な家畜の品評会もスタンピード期間中に行われます。
これらの牛は、まだ若い子供達(酪農を営んでいる家の子供達)が育てた牛。 子供達が育てた牛の品評会もあるそうです。
こちらは家畜たちのお風呂。
品評会に出される牛や馬たちは、毎日洗われ、ドライヤーで毛をふわふわにされ、マッサージされ、体に良い食べ物を食べ、とても大切に育てられるそうです。
馬も様々な種類の馬が展示されていました。
毛がつやつやしてきれいですね。
会場の外に出ると、騎馬隊が整列していました。
こちらの馬に乗っているのは全員女の子。
ロデオショーやイブニングショーの始まりに、カッコよく馬を走らせていましたよ。
もちろん今は、ティーピーには住んではいませんが、これらのティーピーは代々、親から子へ引き継がれてきたものだそうで、家紋のようにその家庭でそれぞれの模様があるそうです。
Openと書かれているティーピーは中に入ることもできました。写真はNGだったので、中の様子は撮影できませんでしたが、結構涼しくて快適でしたよ。
そして、青いポリタンクに入っているのはミントティだそうです。
こちらではPowwowと呼ばれる、インディアンの踊りの集会を行っていました。
次回は夜のショーに関してご紹介しますね。
by B