こんにちは、みっつーです。

GWにいってまいりましたマザーハウスさんとのネパールツアー、添乗レポート後半です。

2日目の午後からは皆さんお待ちかね、本ツアーのメインイベント!!

clover草木染で自分だけのオリジナルストールを作ろう~clover

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まずはマザーハウスネパールカントリーマネージャーの田口さんに染め方のデモンストレーションを。どうやったらどんな風に染まるのか、それぞれ何色になるのか。

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ざくろは黄色でした。アカネは赤やオレンジ。

ひゃ~きれい~!絞りのやり方も伝授していただきました。

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さぁ次は皆さんの番ですよ!

待ってましたとてきぱきと始める人もいれば

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うーん。と悩んでしまう人も。そりゃそうですよね!そんな私も悩みました。

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じゃぶじゃぶつけてまずは一回目の染め。すごい色になんだか不安になったりも。

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草木染の面白いところはここから。

次に染める色で新しい色になったり、薄い色にするか、はたまた長くつけて濃い色にするか。

にするなら黄色なら。こんな風に自由自在に好きな色の染めることが出来ちゃう。

さらに運命を分ける工程がこのあとにはあって、ここで色の風合いが一気に変わったりもします。

草木染はそれだけでは染まらず、染色の後には媒染液に浸す必要があります。

明るい色にしたいなら「ミョウバン」濃い色にするなら「鉄」に浸します。

草木染の素敵なところは本当に1つとして同じにはならないところ!色の風合いも濃さもみんなそれぞれ違うんです!

同じピンクでもこんなに違う。同じオレンジでも、青でも…ちがいますよね^^

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完成~happy02早く使いたい!!

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次の日には工程を少し遡って、このストールのおおもと、シルクが生まれる養蚕の村へ。

なにがすごいって…すごい山道なんです。その為四駆で行きましたよ!

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いままでいた都会のカトマンズの町とは異なり絵に描いたような村。3時間ほど車を走らせて見えてきたものは…

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村の人たちの大歓迎!!民族の舞に歓迎のおもてなし!日本人がくることなんてはじめての村。

こんな風に歓迎されたら嬉しくなっちゃいますよね。

村では養蚕の様子を見せていただきました。2015年4月に起こった震災では悲しいことに蚕を育てる建物が壊れ、多くの蚕が孵化し繭が作れなくなってしまったそうです。

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でもそんなときもいち早く村に駆けつけ、私たちが繭をすべて買い、必ず商品につなげるから、めげずに蚕を育てて!と励ましたのは彼女モヒニさんでした。

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大切なことは日本人がお金を出して、家を建ててあげることではなく、自分たちの力でネパール人の力で立ちなおすこと。この言葉をきいて胸がジーンとしました。

実は現地ではボランティアをする予定だったのですがいましてほしいことはないといわれ、その活動はなしになりました。何かしたいからという日本人の気持ちだけでニーズがないのにやっても意味がないことですからね。

翌日の観光ではきれいな朝日を見たり、大自然の中ハイキングをしたり、そしてまだまだ震災の爪あとが大きくのこるバクタブルという町をみました。

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その中でネパールという国が来る前まで思っていたイメージとは違うに気がつきました。

もっと意地悪な人や、だまそうとする人が多いのかな…いやいやびっくりするくらいみんなまじめで勤勉。

適当に歩いても車に惹かれないでしょ?…意外と車優先の社会!

震災で悲しいムード?…そんなことないみんな明るい!電気がなかったら早く寝ればいい、そんな風に臨機応変。でもネパールの政府がちょっと対応が遅すぎる!もっとしっかりして!

女性はあまり前には出れずに家の中にいるのかな?…人権という点ではまだまだ女性の権利はしっかりしていないけれども、家計は私が守ると力強い女性ばかり。

恥ずかしがりやだけど、もっともっと自分たちの村のことや仕事のこと、震災でどうだったのか、今の気持ち、聞いてほしいし、インタビューしてくれたらいくらでも話しちゃう。

若いうちに結婚する人もいればそんなことない人も。モヒニやギタさんのように日本人でもなれないようなすご~い仕事についている有能な人もたくさん。

この旅でわかったこと。やっぱり行かなきゃわからないことが世界にはたくさんある。

そしてそれを知ったとき、これまで以上にその国が好きになる。

ものづくりもそう。何気なく手にしている服やかばん。きっとそのままだったら少し乱暴に扱ってしまうかもしれない。でも背景を知ったり、誰かが心をこめて作ってくれていることを知ったら今までの何倍も愛着がわく。

身近なことだけど気づかないことを気づかせてくれた素敵な旅でした。

ぜひ皆さんにもマザーハウスさんのストール、手にとって見てもらいたい。

きっと優しい気持ちになるはずです^^

大きな声ではまだ言えませんが…9月に実施予定!お楽しみに!

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    HISボランティア・スタディツアーデスク

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