こんにちは、みっつーです。
本日は4/30~5/5までいっておりました
まゆから草木染めストールづくり
マザーハウス モノづくりで感じるネパールの大自然と暮らし6日間
の添乗レポートをしたいと思います。
突然ですが、皆さんは普段自身が愛用している服やカバンがどのように生まれて、誰の手で作られているか知っていますか?どの国で作られているかさえも知らずに使っていることがほとんどかと思います。私もそうです。
だったら見に行きましょう!誰がどんな風にどんな思いで作っているか知りに行きましょうよ!
ということで生まれたこのツアー。
タイトルにもある通りバッグメーカーであるマザーハウスさんと共同で実施をしているツアー。 「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念にその国にあった素材、生産方法を最大限尊重したモノ作りを行っています。
そのマザーハウスさんの店舗で実際に販売されているシルクのストール。
今回はこのシルクのストールが生まれる故郷【ネパール】を訪ね、モノづくりの源流を辿りながら村の人との交流や染色体験をしてきました。
まずネパールってどこにあるの?
インドのちょっと上にある、南アジアの国です。
2008年に王制廃止してからは共和制国家になりました。
世界最高峰の山、エベレストで有名ですね。
このツアーの参加者は総勢21名。スタッフと添乗員も入れて23名で出発しました。GWということもあり、やはり社会人が多いですね。まずは成田でパチリ。
では早速ツアーでどんなことをしたのかご紹介をします。
1日目。いきなりですがヨガをしました。
近隣のインドからの影響もあり、ネパールの人にとってはとても身近な存在。
本場のヨガ体験にドキドキわくわくしながら会場へ行くと…思った以上にガチでした。しかも先生が2人も。これは期待が高い!(ちなみに私は体が驚くほど硬いです。)
まずは呼吸を整えます…
お、これぞヨガこんな姿勢も。みんながんばって!(写真をとっているということは…みっつーはリタイアです。)
心も体もリフレッシュできて、ツアーのスタートにふさわしい幕開けでした!
続いてのスケジュールは明日以降のプログラムを実施する前にマザーハウスさんのオフィスでオリエンテーション。
もちろんほとんどの方がマザーハウスファンですが、「モノづくりそのものに興味があったから」「途上国ビジネスに興味があるから」という理由で参加した方も多く、改めてマザーハウスがネパールで行うストール作りについてお話を聞いてきました。
な、なんとそのオフィスにこのツアーでは登場の予定のなかった山口絵理子さんが!!
山口さんとは株式会社マザーハウスの代表取締役兼チーフデザイナー。まさか世界中を飛び回ってとっても多忙な彼女に会えるとは誰も思っておらずうれしいサプライズ…。
参加動機やこれから楽しみなことを話し、明日からの本格的な活動を前にしっかり事前学習ができました。
ちなみにネパールのご飯って何だと思います!?
普通であればカレー、モモ(餃子のようなもの)などTHEなペール料理、リベット料理が永遠と出てくるのですが今回現地ですべてをアテンドしたHISのネパール支店、ボビー支店長は違いました。
オーガニックサラダやお洒落な前菜もでてくるんです~!彼曰く、ボビーオリジナルでレストランに作らせたとのこと。このツアーだと『インド料理やネパール料理は苦手』というかたでも食事の心配なくすごせます!
そして2日目~。この日はメインのイベントが待っている重要な日。
午前中は手紡ぎ糸・手織りの工房を訪問しました。
入ってすぐ…うれしい歓迎~ネパール式のお出迎えでしょうか。おでこに赤い粉(ビンディ)を塗り、ストールをかけていただきました。そしてきれいなお花も。
実はネパールでのモノづくりは1つの大きな工場で作っているのではなく、糸を紬ぐ、織るなどすべて別の会社(というよりも村のコミュニティ)で作っています。
コミュニティをまとめているのが下の写真の彼女。モヒニさんとギタさん。彼女たちは実はもともとは弁護士&国連スタッフという超ハイスペックな過去を持っています。
弁護士としてカトマンズ市内で活躍する傍ら、ネパール国内の女性の地位向上を志し、地域のコミュニティーに女性の権利について啓蒙活動を行いました。
その後、2010年にCommunity Trade Linkを設立し、女性の自立のための収入確保の手段として、
ネパール国内での養蚕ならびに絹糸づくりに注力。現在マザーハウスとともにストールを作り続けてきました。
この日は実際に働く女性たちからも話を聞くことが出来ました。なんともみんな、素敵な笑顔なんです。本当に美しい。
普段こうやって人にお仕事を見せることはなく、これだけの日本人に会い、仕事場を見せるのは初めてだそうです。
またこのツアーのもう1つのテーマは震災後の人々の今を知ること。震災のときにどうだったか、今も困っていることはないか質問をしました。
率直な感想として…仕事への思いが素晴らしい。自分たちに出来ることはなにか、繭を生産すること、生糸を織ること。仕事をし続けたい、という思いをひしひしと感じました。
震災後にもう何もかもがなくなってしまった時も『仕事が必要になるときが必ず来る』とモヒニさんが生産を続けるためのサポートをし続けたからこそ、今があります。
実際に彼女たちのお仕事体験もしました。
繭を煮て糸を取り
織り
フリンジを作ります
どれも熟練の技が必要な難しい手仕事。。。彼女たちからストールは作られているのだなと実感しました。
一番印象的だったのは私たちが来てうれしいと笑顔でいっぱいだったこと。きっと私たちの訪問は彼女たちにとっても自分の仕事にさらに誇りを感じさせるいい機会になったとだと思います。
継続して今後も彼女たちに会いに行きたい。そう感じました。
2日目のメインイベントは…後半のレポートで~
ではではまた明日!
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投稿: 高村ひろみ -2016年5月11日 (水) 07時01分
次回、私も、参加してみたいです🤗💫
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投稿: 添乗員 みっつー -2016年6月 8日 (水) 18時54分
高村さま
コメント、誠に有難うございます!確認が遅くなってしまい返信が遅れ失礼いたしました~。実は9月17日発で開催が決定しました!ぜひご検討下さいませ~^^
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/MOTHER-KTM001