お知らせ 2016.05.09

こんにちは、ノダメです。

2015年冬にインドと日本の間で、日本の原発輸出を可能にする原子力協定締結が合意されましたのを覚えている方も多いかと思います。「福島第一原発の問題が収束の見通しがたっていなのに日本は何をやっているんだ?」と国際社会からも批判を受けました。

現在インドで稼働中の原発は21基。急速な経済発展に伴う電力需要増加を予測し、これから28基もの原発を増やす計画があるそうです。

そんな中2016年3月、福島県の農家 菅野瑞穂さん達は、インドへ渡航し、福島の教訓を伝えるため、この5年間の福島の農民の生の声を届けるために講演をしてきました。

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デリー・ムンバイ・チェンナイの3都市で5講演。各会場は大学生や研究者、メディア関係者、一般市民や農民等様々な方で埋め尽くされ、熱気に包まれ非常に活発な意見交換がされました。

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多くのメディアにも取り上げられ、現地の方々の関心が非常に高いことも実感したそうです。

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原発事故から5年たった現在も、事態が収束していない日本。

被害の当事者だからこそ伝えたいこと、伝えられることがあると菅野さんは言います。

世界にある原子力発電炉は440基あまり。そして、建設中のものは実に70基以上もあるそうです。特に新設に力を注いでいるのは経済発展著しい新興国。

原発災害は福島だけでなく、これからの世界中のどこでも起こりうる問題になりつつあります。

皆さんはどれだけ福島で起こったこと、原発災害のことを知っていますか?

インドで行われた講演の報告会が5月に東京、福島で開催されます。今を知り、未来を考える1日になるはずです。



▼市民が伝える福島【タイ・インド福島交流プログラム 報告会】

◎東京報告会 

5月15日(日)13:00-16:30
烏山区民会館集会室
京王線千歳烏山駅徒歩1分
参加費:800円(資料代含む)

◎福島報告会
5月22日(日)13:00-17:00
福島県文化センター視聴覚室
参加費無料

詳しくはこちら

▼福島の人々とつながって学んで応援する旅 
~草木が芽吹く初夏。命が息づく里山で、菅野瑞穂さんが待っています!~

福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間[新宿発着]
[5月]どろんこ田植え 5/28(土)-29(日)
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-FUKISHIMA-005

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