
ナマステー!
9月も後半になり、デリーも過ごしやすい気候になってきました。
本日はインドで喉を痛めた際にどのように治すのが一般的かについてご紹介しようと思います。
私はインド渡航後何回か喉を痛めましたが、治し方について現地の方にお話を伺った際、複数の方が同じことを言っていたので、その治し方が効果があるのではないかと思っています。どういう治し方かというと、水に塩を加えうがいをするというものです。お世話になったガイドさん曰く、この方法が代々受け継がれているそうで、ご両親から伝わりお子さんにも伝えているそうです。
日本では塩うがいはそこまでメジャーではないので、塩うがいがインドで有名なことに驚きました。
この塩うがいを試してみたかったのですが、日本から塩を持ってきていなかったので、トライできませんでした(´;ω;`)ぜひ次回やってみたいと思います。
私はうがいにもミネラルウォーターを使っています。渡航前はミネラルウォーターが高価なイメージでしたが、日本のものと特に味の違いはないように感じます。ただ毎回未開封かだけは念入りにチェック。
ミネラルウォーターは色々なところで手に入りますし、私が毎日うがいに使っている下のような水は1本約30ルピー(日本円で約52円)で購入が可能です。
あとは塩があれば完璧…。
ちなみに早急に喉を治したい場合、下のようなお薬もあります。(ハート型でかわいい…♡)
また、日本では喉を痛めたときに、アイスや冷たいものを食べがちですが、インドの方は声をそろえて冷たいものは口にしないで、とおっしゃっていました。体を冷やすのは良くないというもっともなご指摘だと感じました。日本で喉が痛いときについつい冷たいものに手を出しがちですが、インドで学んだことを実践し、体にやさしい方法で治したいと思います。
喉の治し方1つをとっても、日本との違いを感じ、毎日新鮮で勉強になることばかりです!
また明日も新しい発見をするのが楽しみです。
フィル ミレンゲー!

ナマステ~
インド(デリー)では真夏がとうに過ぎて涼しくなってきた8月上旬、とはいえまだまだ35℃湿度75%は平気で超える日々が続いていますね。ι(´Д`υ)アツィー
本日はインドの薬事情についてご紹介します。💊
日本人の多くの方にとってインド及びインド人の衛生観念や公衆衛生に決していいイメージはないのではないでしょうか。😫
結論、相当お金を持っている人でない限りそれは間違っていません。
というよりかは日本が綺麗すぎるというのが正しいかもしれません。
人によってはまともな医療手当は受けられないなんて想像する人もいるのではないでしょうか。
当然インドの人も病気になったり怪我をしたりするので病院があります。そして驚くべきことにpublic 病院はなんと無料なんだそうです。必然的にいつもごった返しているらしいですよ。
ここでも人口の多さが目立ちますね。
残念ながら写真は撮れていません。😱
またの機会を楽しみに待っていてください。
ただ、大抵の風邪は薬を飲むだけで病院には行かずに解決させているようで、薬すら飲まないこともあると言います。😱
というのも、普段飲んでいるチャイに香辛料やショウガを入れて飲んでゆっくり休めば治るらしいです。(インド人支店マネージャー談)💤
薬を飲むときは基本薬局に行くのですが、この薬局がとにかく多い。
そこら中にあります。どうやって生計を立てているのだろうと心配になるくらいあります。
試しにグーグルマップを使ってpharmacyと検索してみたところ下のように表示されました。
今日とにかく言いたかったことはここです。薬局が多すぎる。
ちょうど一週間くらい前に私がインドから来て3日目とかでしっかり腹痛という名のインドの洗礼を浴びているときもインド人の先輩が近くの薬局へ連れて行ってくれました。
そこで買ったのがこちら。
24ルピー(50円くらい)と格安でインド人の鍛えられた腸を苦しめるどんな腹痛も一撃で治すシロモノだそうです。実際飲んでよくなりました!一緒に飲んでいた正露丸が聞いたものだと当時は信じていましたが、その後一週間で正露丸が効かなくなってきたためこのERECTRALが良かったのだと気づけました!
もしインドで腹痛がどうしようもなくなってしまった場合はそこら中にある薬局の一つに飛び込み、エレクトラルの名前を唱えましょう。
それではまた次の機会に!
フェル ミレンゲ~
みなさん、ナマステ〜。
過去4回にわたってご紹介してきたラクノウへの旅路の最終回です。
今回はラクノウの主要な観光地5つをピックアップしてみました。
ぜひご参考に!
①バラ・イマンバラ(Bara Imambara)
ラクノウで最も有名な観光地です。
バラ(Bara)はヒンディー語で「大きい」という意味。
「小さい」を意味するチョタ(Chota)・イマンバラもラクノウ市内にあります。
どちらも過去のラクノウ周辺「アワーディー(Awadhi)地方」のナワブ(統治者)によって建てられた、シーア派イスラム(ムガル)建築です。
バラ・イマンバラを建てたアサフ・ウド・ダウラはとても寛大な王として知られています。
バラ・イマンバラの建築も当時飢饉による飢えに苦しんでいた民衆を救うために開始されました。
直接お金や食料を与えることを宗教的な禁忌と捉えたアサフは、バラ・イマンバラを建てさせることによって民衆に雇用を生み出しました。
バラ・イマンバラは日中は市民によって建てられ、夜の間に貴族たちによって壊されました。
これを繰り返すことによって何万もの市民に長期間の雇用を生み出したしたのです(斬新!)
上記に限らず、バラ・イマンバラはその高度な建築技術によって知られています。
・Bhul Bhulaiya(Labyrinth)…1,000以上の廊下、489の出入り口からなる迷路。ガイドなしで入ったら出られなくなると言われています。
・Bara Hall...世界最大級の支柱なしのアーチ型天蓋を持つ中央ホールです。
・Shahi Baoli…水面の反射を鏡代わりに敵の接近を確認した階段井戸です(敵側からは反射しないようになっている)。当時の王が財宝を隠した場所の鍵と地図を、王の会計士が井戸に投げ捨てたのちに自殺したなどの逸話もあり、呪われた場所とも言われています。
その他にも、高度な建築技術や建築にまつわる逸話がたくさんあるのですが、紹介しきれないので、ぜひご自身の目で行って確かめてみてください。
一番印象に残っているのは、先ほどの飢饉の話もしかり、「食の街ラクノウ」らしく、壁材に豆、果物、砂糖などの食べ物を使用していることや、建築の随所に食にまつわるデザインが施されていることです(魚・スパイス・食器など)。
②フサイナバード時計塔(Husainabad Clock Tower)
バラ・イマンバラから徒歩約10分のところにある時計塔です。インド一大きい時計塔と言われています。インド各地を訪れる中で気づいたのですが、大きな街には必ずといっていいほど時計塔があるんですよね。ビッグ・ベンのあるイギリスの植民地だったことが関係しているのでしょうか。
③ルル国際ショッピングモール(Lulu Mall, Lucknow)
インド最大級のショッピングモールの一つで、中心地からは30分ほど離れた郊外にあります。
中にあるPVRシネマで、その時公開されたばかりのシャールク・カーン主演映画「Jawan」を観てきました。本場アメリカにあるような巨大シネマでわくわくしました。
映画館でインド映画を観ようとすると、残念ながら英語吹替や字幕はほとんどなく、ヒンディー語オンリーとなります(笑)
今回はアクションメインだったので、ざっくりとは理解できました。
また日本でも話題になっていたインド人独特の映画鑑賞スタイルは健在で、
主演男優の初登場シーンなど、観客全員「フーー!」と大盛り上がりでした。
映画を限りなくエンターテイメントとして楽しむインド人のスタイル好きです。
あとはやっぱりダンスシーン。(インド映画の醍醐味です!)
④アンベトカル記念公園(Ambedkar Memorial Park
市内を流れるゴムティ(Gomti)川沿いにある公共公園と記念碑です。
記念碑は「ビームラーオ・アンベートカル」さんを記念して作られました。
あまり知られていないのですが、ガンジーさんと並んで、インドでは知らない人のいない超有名人です。
最下層のカースト「不可触民(ダリット)」に生まれながら、アメリカのコロンビア大学に留学・博士号も取得し、現在のインド憲法の草案者・インド初の法務大臣として知られます。
ガンジーさん同じく反カースト運動の指導者で、インド仏教においても重要な役割を果たします。
公園は別名「ハティ・パーク(Hathi Park / 象さん公園)」とも呼ばれ、公園内には124頭の巨大な象の石像が置かれています。
公園はめちゃくちゃ広大で、でも緑は少ないので端から端まで見渡せてしまい、あまり遠さに歩くのが億劫になるほどです。数々の映画撮影も行われました。
〜ちょっと箸休め〜
"Sharma Ji Ki Chai(シャルマさんのチャイ)"
観光の合間に、ラクノウで有名な創業70年の老舗チャイ屋で一服してきました。
通常インドの露天で提供されるチャイは、親指と人差し指でつまめるぐらいの小さな紙コップに入れて提供されるのですが、たまに昔ながらの土器のチャイカップに入れてくれるお店もあります。
シャルマさんのチャイもその1つなのですが、それだけでなく、土器のカップが通常よりでかい!
値段も相場は10ルピー以下ですが、ここは30ルピーと少しお高めです。
でも味は抜群。何よりもいつもよりたっぷり飲めるので、チャイ好きにとっては最高です。
試す価値ありです!
〜〜〜
本題に戻って最後の観光地です。
⑤ラクノウ動物園(Lucknow Zoo)※通称
旧名は「プリンスオブウェールズ動物園」(ウェールズのプリンスがラクノウを訪れたのを記念して作られたため)。
正式名称はアワーディ王朝の最後の統治者の名前からとって「ナワブ・ワジド・アリ・シャー・プラニ・ウディアン」です。
ここは特に何の変哲もない動物園なのですが、ラクノウは観光地も多くないので、何となく寄りました。
敷地内の移動手段にトイ・トレインがあったりと広く、インドで2つしかないオランウータンを飼育している動物園だそうです。
以上で『ぶらりインドマイナー都市の旅〜ラクノウ編〜』、終了です!
お楽しみいただけたでしょうか?
今回紹介したもの以外にも、まだまだグルメや観光地はあるかと思いますので、皆さんもぜひラクノウを訪れてみてください。
次回からは、「インドのスイス」や「地上の楽園」とも呼ばれるインド最北端、パキスタンとの国境にある『カシミール』への旅行記をつづります!
国境に面しているイスラム教徒がマジョリティーの州であることから警戒されがちですが、魅力のつまったデスティネーションなんですよ!
お楽しみに〜