グランドキャニオンの観光ポイントで、そこらかしこに見かけるこのキュートなリス。

展望台の塀の上や岩の上に立って観光客を喜ばせてくれる、グランドキャニオンのアイドル的な存在です。
日本でみるシマリスなどと違って、とにかく丸い!そして、毛艶もよく、栄養満点、といった外見。

その上、カメラを向けるとカメラ目線を送ってきたり、立ち上がってポーズをとる(しかも、そのままそのポーズをキープ!)など、異様なまでの芸達者ぶり。右上の写真も、ただ餌を食べているように見えますが、実は「今まさに餌を食べるポーズ」のまま、数十秒止まってくれたんですよ。

そして、もちろん、彼(彼女?)の周りには世界中からの観光客がカメラ片手にズラリと囲んでいました。

当然ながら、リスが愛嬌を振りまくところでは、観光客は「世界遺産」などそっちのけで、リスに夢中。グランドキャニオンも形無しです。。。


人を恐れる事もなく、平然と園内を歩いているので、つい手を伸ばしたくなってしまいますが、国立公園内の野生動物を触ったり、餌を与えたりするのは、立派な違法行為。パークレンジャーに見つかれば、罰金を取られることもあります!

しかも、野生のリスは狂犬病などの病原菌を持っている事も多く、噛み付かれたり、引っかかれたりする可能性もあり、危険です。(その場合は、速やかにパークレンジャーに報告し、必要であれば病院に連れて行ってもらいましょう)


アメリカの国立公園は、あくまでも「自然保護のため」に存在しています。動物達が野生として暮らしていく術を失ってしまわないよう、自然は自然のままにしておく事にご協力ください。

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