いよいよサマータイムが始まります。
サマータイム、というのはいわゆる和製英語で
アメリカでは一般的に
”デイライト・セービング・タイム”
(Daylight Saving Time)
と呼ばれています。
これは名前の通り、早起きをすることで
照明用のエネルギーを節約するのが目的です。
それ以外にも仕事が終わった後の
余暇を促進させるという目的もあるようです。
以前は4月の第一日曜から10月の最終日曜までの
約半年間、実施されていましたが、
早起きする分遅くまで明るい為、
仕事後の余暇を楽しめると好評で、
2007年から、3月第2日曜日から
11月第1日曜日までと約1ヶ月も延びました。
こちらで暮らすようになってから、
毎回気の抜けないこの制度。
日常生活に支障の無いようにということで、
通常土曜日から日曜日に変わる
早朝2:00に変更されます。
日曜日に特別な用事など無ければ、
丸一日かけて時間を修正し、
翌日の月曜日には無事サマータイムで生活をスタートする
ということも可能なのですが、
旅行中のお客様でちょうどその日が移動日だったりすると、
大変なことになってしまいます。
サマータイムは時計の針を進めなければならないので、
昨日の7時が今日の8時。
つまりサマータイムの事を忘れていると、
1時間の遅刻!!ということになってしまうのです。
ラスベガスは、グランドサークルなど
州をまたぐツアーのゲートウェイでもあります。
大自然へ行くグランドサークルのツアー中に
通常時間からサマータイムへの変更が発生すると、
もう何がなんだか、訳がわからなくなってしまいます。
というのも、ラスベガスは西部時間で
サマータイム導入の州なのですが、
ザイオンやブライスキャニオンのある
ユタ州は山岳部時間でサマータイム導入、
グランドキャ二オンや今やグランドサークルに欠かせない
アンテロープキャニオンのある
アリゾナ州は山岳部時間でサマータイムなし、
しかし、一部アリゾナ州でもあるにも関わらず
モニュメントバレーのある
ナバホ居留区は山岳部時間で・サマータイム導入
・・・となるのです。
スタンダードタイムだって、
時差はあるでしょって思いますよね。
そのとおりです。
でも、グランドキャニオンのあるアリゾナは
サマータイムを導入していない数少ない州なので
スタンダードタイムではラスベガスと1時間時差のあった
グランドキャニオン(アリゾナ州)が
サマータイムになると時差なし という現象が起こるのです。
州によって法律の違うアメリカならでは、の現象です。。。
つまり、グランドサークルを回ると、
↓ 一年中1時間進む
ザイオン(ユタ州)
↓ 夏は1時間戻る・冬は時差無し
ページ・アンテロープキャニオン(アリゾナ州)
↓ 夏は1時間進む・冬は時差無し
モニュメントバレー(ナバホ居留区)
↓ 夏は1時間戻る・冬は時差無し
グランドキャ二オン(アリゾナ州)
↓ 夏は時差なし・冬は1時間戻る
ラスベガス(ネバダ州)
となるわけです…。
チョット大変なこのサマータイム制度。
暮らしてる私達でも混乱してきます。。。
旅行者はできるならラスベガスから時計の針を
動かさないほうがいいかもしれません。
それでもジープツアーの予約などを入れないといけない場合は、
ぜひラスベガスとの時差を事前に確認してくださいね。
BY み
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投稿: ポニョ -2009年3月 9日 (月) 17時12分
■質問!
先日はお返事ありがとうございました。とても参考になりました。また質問です。プラネットハリウッドに泊まるのですが、部屋でカップラーメンは作れますか? -
投稿: MIKA -2009年3月11日 (水) 19時50分
■Re:質問!
通常お部屋にはお湯を沸かす為のコーヒーメーカーなどは置いていませんので、ルームサービスでお湯をもらう必要があります。しかし、この方法だとかなり高額になりますので(ポットで約$10位)、旅行用の携帯湯沸かし器をお持ちいただくことをお勧めします。(必要であれば変圧器も一緒にお持ちいただいたほうが良いかも知れません) -
投稿: ばとー -2009年5月13日 (水) 03時35分
■サマータイム
「サマータイム」ですが和製英語ではなく、れっきとしたイギリス英語ですのでヨーロッパ圏ではちゃんと通じますよ。 (^-^)/