グランドキャニオン数ある観光ポイントから
ヤバパイポイント、マーサーポイント、ブライトエンジェルポイントを
それぞれ、解説いたします。
今回のブログでは、皆様が観たことなのない、
マーサーポイントをご紹介します。
グランドキャニオンの景観は、季節によってまた、
天候によってこれだけ劇的に変化することがよくわかる
イメージを写真に残しています。
今回ご紹介する写真は、昨年11月下旬に撮影したものです。
この日の天候は、早朝は、雪、午後になって曇り
時々、雲の隙間から太陽がのぞく程度の天候
最低気温は、氷点下 4度、
日中の最高気温は、0度でした。
朝一番、昨夜から降り続いた雪もやみ
期待をいだきながらリムトレイルを
マーサーポイントに向かうジョンの後姿。
期待と不安が入り混じった複雑な心境が背中ににじみ出ています。
トレイルには、ジョンのほかに2名の足跡だけが残っています。
この2枚の写真は、場所を変えて連続して
同じアングルから取った写真です。
わずかな移動時間のあいだに
急激に背景の雲の様子が急変していることがよくわかります。
ものすごい勢いでグランドキャニオンの渓谷に入り込んだ雲が動いています。
太陽の光が届いて、雲の隙間から岩肌が瞬間的に見えます。
この写真もマーサーポイントの同じ景観なのです。
同じ日のわずかな時間で、これだけ景観が
かわることがお解かりいだけたでしょうか?
雲の位置、雲の厚さ、この日は、風が強く、
雲の流れが川の流れのようにめまぐるしく動いていたので、
断続的にグランドキャニオンの景観が見え隠れしました。
氷点下の中をかなり粘っていたのですが
天候が思うように回復せず、
バスの停車場付近に戻りかけていたとき・・・
エルク(大角鹿)のファミリーにめぐり合いました。
7頭ほどのファミリーで、木の芽や雪ノ下にある
植物を食べていました。
人間が危害を加えないということを知っているのしょうか?
私たちが写真撮影している方にどんどん近づいてきます。
アメリカ人の大きな男性と比べても遜色ありません。
折角のグランドキャニオンで、
十分景観を楽しむことができませんでしたが、
エルクのファミリーに癒されました。
厚い毛皮のコートを身に着けたエルクには、
冬のこの雪景色を楽しんでいるようです。
グランドキャニオンの雪景色も美しく
是非、一度は見ていただきたいのですが、
厚い雲が渓谷に入り込んで深い渓谷をすべて覆ってしまうと、
グランドキャニオンの景観がまったく見えなくなります。
グランドキャニオンは、標高が高くサウスリムで、
海抜約2,000m、夏でも気象条件によっては急減期に
気候が変化する場合があります。
ハイキング、トレイルを楽しむ場合は、
かならず、面倒でも、ウィンドブレーカなど
温度調節できるジャケットなどを
持参するように心がけてください。
BY: JIMMY
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