今回は、朝日鑑賞においての絶好の鑑賞ポイントとして
ヤバパイポイントをご紹介します。
前回のブログで、紹介させていただきましたように、
ヤバパイポイントには、人工的な建造物がなく、
営業用の車両が駐車できないために、
トレイルを伝ってマーサーポイントから移動するか、
個人使用の車で移動するかしか手段がないので
比較的に観光客が少ない上に、
朝日鑑賞のように、早朝になると、ぐっと観光客が少なく、
ツアーで参加するお客様は、移動手段が観光バスに限られるので
ほとんどが、マーサーポイントで鑑賞することになります。
もちろんマーサーポイントでも素晴らしい
感動的なサンライズが、鑑賞できます。
ですが、あくまでも個人旅行のベースで、お時間がある方には、
このヤバパイポイントの朝日鑑賞をお勧めしています。
かつては、このヤバパイポイントにも
営業車両が駐車できたのですが、
国立公園の使命とも言うべき、自然保護を推進するために、
車の進入箇所を極力制限して、
天然ガス使用の無公害シャトルバスの利用によって、
マーサーポイントと、ブライトエンジェル、デザートビューポイントに
限定されました。
制限される前は、絶好の朝日鑑賞ポイントとしてツアーバスが、
集結していたのですが、
今では、個人観光客の静かなスポットになりました。
ヤバパイポイントから朝日のシーンを
時間的な並びでご紹介いたします。
ノースリムの西側が少しづつ明るんできます。
私は、この光景を見た瞬間に『清少納言の枕草子』に
つづられた情景が浮かんできて、
思わず
『春は曙、ようようしろくなりゆく、山際すこしあかりて、
むらさきだちたる雲の細くたなびきたる。』
という冒頭の句が、暗誦できました。
約1千年前に、清少納言が見た光景とまったく同じではないでしょうか!
グランドキャニオンの大地がだんだんと明るくなり、
紫に色ずく雲が、細くたなびいているではありませんか!
平安時代に日本の光景と融和した瞬間を感じました。
太陽の位置が高くなり、より明るくグランドキャニオンを照らします。
まっ平らなノースリムの大地に上に低くとどまるくもに
太陽の光が薄いピンク色に反射しています。
グランドキャニオンが青紫から赤紫へと徐々に
そして確実に変化していく光景が、秒刻みで鑑賞できます。
まさしく太陽が、地球に降り注ごうとする瞬間です。
炎のように大地が燃えているようです。
オレンジとも赤とも表現できないまさに太陽の色だと思います。
色彩のグラデーションが見事です。
太陽が大地の上に昇りきったのですが、
低い雲にさえぎられてご来光は見えませんでしたが、
帰ってくもの演出で、神々しく幻想的な日の出のシーンでした。
山際がシルエットになり、キャニオンの稜線がくっきりと際立ってみます。
キャニオンの稜線が長い影になって、渓谷内に影絵を映し出しているようです。
太陽の恵みがようやくグランドキャニオンに届きました。
今まで停滞していた低い雲と靄がうそのように晴れ渡り、
グランドキャニオンの雄大な景観が姿を
あらわした瞬間です。
何度見ても感動的な瞬間です。
ブログでしか紹介できないのが残念です。
おそらく私の感動は、
1000分の1も皆様にお伝えできていないと思います。
この地に立って、自分の目で見て感じるまでは、共感できないはずです。
何度も書きますが、グランドキャニオンでの感動は、
この地を訪れた人だけに贈られる
地球からのプレゼントです。
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投稿: まるちゃん -2009年12月 2日 (水) 13時33分
■ナイトツアーについて
先日はステーキ情報ありがとうございました。今回はクリスマスプレゼント付、ナイトツアーについて質問です。宿泊がプラネットハリウッドの場合、集合場所はベラッジオを指定するのが一番近いのでしょうか?到着日に参加希望で、ホテル周辺の地理がよく分からないので、ベラッジオの集合場所が無事に見付けられるか心配です。また今の時期はツアーの開始時間と終了時間は何時頃になりますか?よろしくお願い致します。 -
投稿: ラスベガス支店スタッフ -2009年12月 3日 (木) 02時41分
■ナイトツアーについて
まるちゃんさん、お問合せ頂きありがとうございます。 ナイトツアーですが、プラネットハリウッドホテルからですと、やはりベラジオホテルが最寄となります。 ストリップ通りを挟んで斜め向いとなりますので、信号待ちを含め、徒歩で約5分ほどです。お泊りのホテルではありませんので、時間に余裕を持ってお出かけ頂き、集合場所を確認してください。もし、迷われた際には、お気軽にラスベガス支店までお電話ください。 ご出発時間は、当日のホテル件数により異なりますが、ベラジオホテルは、5:30~6:00PMの間を予定しておりますので、ホテルへのお戻りは、10:00PM前後となります。 ここ、ラスベガスは、サンクスギビングも終わり、クリスマス色に変わりつつあります。 日頃、ネオンギラギラの街ですので、クリスマスの飾りが余り目立ちませんが、それなりに綺麗です。 クリスマス前にお越しの際は、ラスベガスならではの一時を是非ともお楽しみください。 -
投稿: his-lasvegas -2009年12月 3日 (木) 17時52分
■Re:ナイトツアーについて
>まるちゃんさん追記です。クリスマスプレゼント付き、のナイトツアーは、ウェブサイトからのお申し込み限定となっており、日本の店舗からのお申し込みでは適用されませんので、ご注意くださいませ。まるちゃんさんのお越しをお待ち申し上げております。