1年中楽しめるレッドロックキャニオンの冬をご紹介します。
今回は、ツアーでは行かないポイントですが
ロストクリークとラ マド~レ スプリングに行ってきました。
まずは、ロストクリークへ。
トレイル距離は1.2Km、高低差60mの初心者コース。
雨の多い冬場は滝が流れている所を見ることができるのですが
最近 雨が降っていなかったので・・・
ポタポタと水が滴り、ちょっと凍っちゃっていました。
枝に水がかかり、ラスベガスではあまり目にすることのない
氷柱にはちょっと感動してしまいました。
地面は凍りついていて、石がごろごろしていなければ
天然のアイススケートが楽しめたかもしれません。
ロストクリークトレイルの一部に木でできた橋がかけられています。
なぜ、わざわざ橋をかけなければいかなかったかと言うと
こちら
小川を守るためなんです。
小川にはモハベ砂漠に生息する巻貝が住んでいるんですが生息数がとても少なくなり、保護するために橋がかけられているのですね。
次にラ マド~レ スプリングへ。
トレイル距離は5.2Km、標高差120mの中級コース。
山の谷間を歩きながら、景色が楽しめます。
よーく見ると、
ビックホーン シープがいました。
かなり近い距離に6頭も。
ちょうどお食事タイムだったようで、草を引きちぎる音がきこえてきました。
ちょくちょくこちらを警戒しつつ、逃げる様子はまったくなく、のんびり食べていました。
大きな岩がごろごろしている危険な場所に登れないことをちゃんと知っているのでしょうね。
(登りたくても登ってはいけません!)
ラ マド~レ スプリングスのトレイルは他より標高が高いようで
所々に雪が残っていました。
砂利道ですが、比較的歩きやすいトレイルで
ユタジュニパーやユッカなど、緑も多くとてもリフレッシュできるトレイルです。
ゴールはラ マド~レ スプリングスと言う名の泉。
この辺りには昔、パイユート族が住んでいて、この泉の水を使って生活していたそうです。
今では、ビックホーン シープなど動物たちの貴重なオアシスになっています。
ちなみに、マド~レとはスペイン語で「母」を意味するそうです。
母なる泉。とても神聖な気分になりませんか?
水はとても澄んでいて綺麗でした。
(とても寒くて触ることはできませんでしたが・・・)
BY:EM