2015.01.12
この国立公園は、ネバダ州の中心部分にあり、 シエラネバダ山脈と、 ロッキー山脈のちょうど中間の盆地に位置しています。( Basin=盆地)
日本のガイドブックやウェブサイトには、 あまり紹介されていませんが、実はLehman洞窟で有名です。
さて、ラスベガスからは、車で片道約5時間。
砂漠の中をひたすら約490キロ北上します。(およそ.... 東京~大阪間)
到着したところは、映画にも出てきそうな小さな町「ベイカー」。
小さなホテルが数件あるだけの所です。
今回、楽しみにしていた国立公園のレンジャーさんによる「 Lehman洞窟ツアー」に参加しました。
訪れた10月の時期は、1日2回、9:00と13: 00のツアーが行われており、1回の定員数は20名です。
(11月以降は、土曜日のみ1日2回。 詳細はウェブサイトでご確認下さい)
自然保護の観点からは、この人数制限は重要です。
定員数が限られている為に、いつも満席の様子。
事前に予約をされることをお勧めします。
ちなみに、ツアーは下記の2種類です。
Lodge Room Tour (60分) $8.00
Grand Palace Tour (90分) $10.00
【Lehman Caves Tours】
さて、洞窟に持参できるものは、、、フラッシュライト、カメラ、 防寒着のみです。
バック、食べ物、飲み物は、一切持ち込みが不可です。
又、洞窟内は、珍しい鍾乳石がわんさか出て参りますが、 手を触れることは一切禁じられています!
人間の手には、たくさんの油が含まれており、 この油が洞窟内の微生物を消滅されるそうな。。。
洞窟の入り口から、この長いトンネルを潜ると、、、
出てきました鍾乳洞!!(山口県の秋吉台とは、 また違った雰囲気です)
300種類もの珍しい形をした鍾乳石、石筍、流華石、大理石、 ポップコーン状の石等などが、辺り一面に広がっていました。
~その昔~
ゴールドラッシュ時代に、 金鉱を求めてこのエリアに移り住んだAbsalom Lehmanさん。
1866年から1869年にかけて、金鉱どころか、 この素晴らしい洞窟を発見したそうです。
今では、 Lehmanさんの名前が洞窟の名前の由来になっています。
さて、洞窟内には、人がやっと通れる程の道があったり、 中腰になり前へ進む場面などありました。
当時は、ろうそく1本で、 この洞窟を探検したLehmanさんは、大変な思いをしながら、進んでいったのだろうと思いました。
写真では、収めきれない程の素晴らしい光景です。
こちらのツアーのクライマックスである「インペリアルタワー」 を見た後は、約1時間30分のツアーも、あっと言う間に終わってしまいました。
あ~、素晴らしかった。
その後、公園内をドライブして帰ってきましたが、 10月に訪れた際は、 この辺りの山はとても綺麗に紅葉していました。
こちらの国立公園へ行くには、移動手段が限られてしまいますが、 ご自身にてレンタカーをされる方は、是非お立ち寄り下さい。
【Great Basin National Park】http://www.nps.gov/grba/ index.htm
最後に、ガイドブックには載っていないような、観光地・お店・ 視察へ行ってみたいけど、、、とお悩みの方は、H.I.S.ラスベガス支店では、 日本語ガイド付きのチャータープランを各種取り扱っております。
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アメリカは大自然の宝庫です。
一生に一度は、お越し下さいね。
旅の参考までに。
HN-CHAN