ここ最近、レンタカーで自ら運転してグランドサークル旅行を楽しまれる方が増えてきたようです。

レンタカーで自由にプランを組み立てて、ツアーではなかなか行けないような場所に行ってみるのもいいですね。
アリゾナ州大好きな私が色々見て回って、興味深かったところを今後どんどん皆さんにご紹介しようと思います。
今回は「アリゾナ大隕石孔~メテオクレーター~」をご紹介。
約5万年前。。。といっても、ピンとこないですが、人類の直接の先祖といわれるクロマニョン人が出現する少し前。
今のアリゾナ州に直径20~30メートル程の隕石が衝突しました。
当時この辺りは、今より涼しく湿度も高くて植物が生い茂る高原でしたが、この隕石の衝突で、この辺り一体は半径数十キロに渡って焼け野原となってしまうほどの衝撃でした。
しかし、この隕石衝突跡は、最近までは火山の火口と勘違いされており、20世紀初頭に鉱山技師のダニエル・モロー・バリンジャーによって初めて隕石衝突のクレーターであることがわかったのです。
なので、ここは「バリンジャークレーター」と呼ばれたりなんかもします。
有名なグランドキャニオンからは、車で2時間程度で行くことができるんですよ。
なーんにも無い道をどんどん進むと、突然このような看板が。

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看板にはオープン時間が7:00am-6:00pmとなっていますが、季節によってマチマチで、夏場は7:00am-7:00pmとなっています。
入場料は、2015年7月現在で大人18ドル、6-17歳9ドルとなっています。
そして、入り口には謎の宇宙船が飾られています。

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建物の中に入ると、まず博物館があり、本物の大きな隕石を触ることもできるんです。
重くて硬くて鉄の塊のような、なんとも不思議な物体。
ちょっと小難しいのですが、宇宙に関する展示物を色々ながめて・・・

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さて、いよいよ外に出てみましょう~!

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おおっ!目の前に突如現れる大きなくぼみ。
確かに、隕石衝突跡といわれなければわからないくらいデカい!!
(ちなみに直径が1220メートル、深さは184メートル)
博物館のある建物から外に階段状の通路があり、いくつかの展望台にアクセスすることができます。

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クレーター上に突き出た展望台には、いくつかの固定された望遠鏡があります。
そこを除いてクレーターの中心部分を見てみましょう。

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なにやら採掘場のようなものが見えますね。

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実は、ここが火山の火口ではなく隕石衝突跡だと証明しようとしたバリンジャーさんが、長年に渡って採掘調査をした跡地なんです。
世界にはこのような隕石衝突によってできたクレーターがいつくかありますが、雨がほとんど降らないというこのアリゾナの気候の下で、
ほぼ完璧に衝突跡を保っている珍しいクレータです。
日本では見ることができないこの巨大なクレーターを、是非みなさんもご自身の目で見てくださいね!
「レンタカーで旅行する自身がない・・・」という方には!!
H.I.S.ラスベガス支店で販売している、「セドナに泊まる・グランドキャニオン&メテオクレーター1泊2日観光」が断然お勧め!!!
このクレーターの他に、人気のセドナ・グランドキャニオンまで観光できてしまうという、なかなかお得なツアーですよ。
BY:RE

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