ラスベガスには、レジデンシーコンサート、という形のコンサート形体があります。
簡単にいうと、ワールドツアーなどの一環で1,2日の公演でラスベガスに立ち寄るのではなく
">契約した一定期間(数ヶ月~数年間)、ずっとラスベガスでコンサートをし続ける、というもの。
元々は、1950年代のラットパック(フランク・シナトラ、サミーデイヴィスJrなど)や、
1970年代のエルビス・プレスリーがずーっとラスベガスでコンサートをしてたのが有名ですが、
単にギャンブルをするために、ラスベガスに行く、という層だけでなく
「エルビスを見るためにラスベガスに行く。ついでにギャンブルもする」みたいな人を
取り込むためのマーケティングだったわけです。
今も「シルクのショーを見るために、ラスベガスに行く」って方が多くいるのと同じ構造ですね。
2000年頃、セリーヌ・ディオンがシーザーズパレスとの長期契約&専用シアターをたてたことで
再び上記公演(レジデンス・ショー)が盛り上がり
多くのミュージシャンが数ヶ月~数年間に渡る長期公演を行っています。
~一例~
エルトン・ジョン
シェール
シャナーヤ・トゥウェイン
オリビア・ニュートンジョン
バリー・マニロウ
マライヤ・キャリー
ライオネル・リッチー
ブリットニー・スピアーズ
リッキー・マーティン
など・・
先日、とある大物アーティストが、
「ラスベガスのレジデンス・ショーに興味があるか?」というインタビューに対して、
「あれって、引退する人がやるやつでしょ?」的に答えた、というニュースが流れましたが、
まぁ、あながち外れてもない・・・
確かに、「一昔前に、超大物だった」人の公演が目立つのは事実です。
が、既に始まっているブルーノ・マーズ、レディ・ガガ(2018年12月~)のレジデンシーで、
今人気のミュージシャンによる公演も増えてきました。
ちなみに、この二人のネームバリューであれば、2万人規模のアリーナでも満席に出来るのに、
レジデンシーの会場はたった5000人規模のパークシアター。
後ろの席でも表情まで見えるので、ファンはお見逃しなく!!
そして、個人的には、一昨日発表になった、パンクバンドBlink182が
ラスベガス・レジデンシーに決定した事に大きな衝撃を受けています。(2018年5月~11月)
レジデンシーのロックコンサートもいくつかありましたが
スタンディング席をメインに持つレジデンシーは中々珍しいかも?!
※写真はライブハウス「ブルックリン・ボウル」ですがBlink182の会場はパームスホテル内のパールシアターで別の場所です
ミュージシャンにとっても、毎晩移動する必要もなく
楽しいラスベガスに仮住まいしつつ、ファンが世界中からやって来てくれるなら
メリットも大きいのでしょう。
これからも、色んなタイプの、色んなミュージシャンのレジデンシーが増えてくのが楽しみです。
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BY:AY
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投稿: ひろ -2018年3月31日 (土) 22時44分
はじめまして。ラスベガス旅行の参考にさせていただいています。
私は2017年2月のBSBライブが目的でラスベガスに行きました。
けど、今回のブログで、名前も出ないし、昔は大物…とあり、正直凹み気味です(笑)
けど、世間が何と言おうと彼らの音楽は好きなので、今年も行く計画をしています。
現地でしか知り得ない情報をこれからも楽しみにしています。お邪魔しました。 -
投稿: H.I.S.ラスベガス支店 -2018年4月 3日 (火) 04時57分
BSBもそうですね。他にもサンタナ、ジェニファー・ロペズ、Boyz II Men、ジャーニーなどなど、ジャンルを問わず大物レジデンシーは書ききれないほど他にもたくさんいます。昔は大物、どころか、今でも世界中から(しかも毎晩)お客さんを呼べるだけの人気を誇るアーティストでなければ、レジデンシーは務まりません。
ワールドツアーと違い、レジデンシー中は体調管理もしやすいのか、のびのび歌う姿がみれたり、移動不要だからセットが豪華だったりと、メリットもたくさん。わざわざラスベガスまで見に来る価値は絶対あります!
更に記事にはいれませんでしたが、グウェン・ステファニーやエアロスミスの噂もあります。今後も、役に立つ情報をお届けしますので、チェックしてくださいね。