2018年の1年をかけて、モンテカルロからパークMGMに生まれ変わった新ホテルに出来た、話題のレストランをご紹介します。
その名も、BEST FRIEND。
・・・?え、これ、レストラン??と思う外観。
外観だけじゃなく、一歩中に入っても、レストランっぽい気配はカケラもなく
なんというか、、町中の酒屋を彷彿する雰囲気です。
が、ご心配なく!
レジ風のカウンターのお姉さんに人数(予約がある場合は、予約者の名前と時間)を伝えると、席に案内してくれます。
↑の写真の、金髪のお姉さんの右側にある、謎のビニールっぽい所を通り抜けると
なんだか別世界のようなレストランエリアが出現!
壁は壁画がドーンと書かれてます。
よく見ると、Kogi の文字が・・・
ここで気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
そう、この店は、伝説ともいえるロサンゼルス・ベースのフードトラック「Kogi」のオーナー、韓国系アメリカ人 ロイ・チョイ氏によるレストランなんです。
ロイ・チョイとは・・・
ビバリーヒルトンの料理人、というなかなか華々しいキャリアを捨て、これまでなかった「韓国料理xメキシコ料理」を融合したブルコギやキムチが入ったタコスを出すフードトラック・Kogiをスタート。
またたく間に人気となり、そのユニークなビジネスが話題となり、全米でのフードトラックブームに繋がります。
Kogiは今でも人気のフードトラックですが、話題のロイ・チョイは、フード業界を含む多数の賞を取り、ロイ・チョイをモデルにした映画も作られるなど、アメリカでも有数の人気シェフの一人となり、全米各地にいくつかのレストランを展開するに至ります。
で、この度(12月)に、ラスベガスに新店舗オープン、というわけなのです。
説明が長くなっちゃいましたが、そんな背景を知ってると、
ちょっとギョッとする、このレストランのB級感、レトロ感にも色々納得。
メニューも、バインダー形式で ↑
ページをめくると、ロイ少年がドーン!↓ なんともシュールです(笑
家族の写真より、食べ物の写真が見たいんだけれど・・・と思いつつ、色々オーダーしてみました。
スタートのお酒は、Arugula/アルグラと(右側)、CUCUMBER/キューカンバー(左側)。
どちらも野菜ベースのカクテルです。
マルガリータグラスにつける塩のような感じで、左側のキューカンバーのグラスについてるのは、一味唐辛子!これは、面白い&美味しいです。
やっぱり食べずにはいられない、コリアン・タコス!
そして、キムチライス。
ブルコギの甘辛さと、コーン・トルティアの組み合わせは、本当にピッタリ。
Kogi人気で色々なコリアン・タコスが世に出回りましたが、さすがロイチョイ。安定の美味しさです。
キムチライスは、ル・クルーゼのお鍋に入って出てきました。
酸味がかなり効きつつ、旨みたっぷりで美味♥ ただし、見た目以上に大量です。
手前は、フリット盛り合わせ。
衣もサクサク、エビや白身魚、野菜も美味しかったのですが、特筆すべきは、カリフラワーのフライ!
他の野菜抜きで、カリフラワーだけでオーダーしたいくらい。。。
奥は、タコの辛炒め煮・・・、要は韓国料理のナッチボックですね。
美味しいけど、とにかく辛い!!
白ごはんが欲しいですが、手元にあるのは、キムチライスだけ、という悲しさよ。。
水のリフィールをお願いしようと、キョロキョロすると、あ!ロイ・チョイがいるじゃないですか!!(右側のコックスーツ)
こっち向け~!・・・残念ながら、これ以上は振り向きませんでした・・・
ちなみに、ロイ・チョイ以上に、↑の写真で目立ってると思われる、緑ジャージの男性ですが、
この店のサーバーのユニフォーム。
三本線のアディダスジャージで、「ヘーイ!」みたいな感じで注文を取りに来ます。
落ち着いて、雰囲気のあるレストランをお求めの方には向きませんが、
みんなでワイワイと、ユニークな食事がしたい方には、話題性も含めてオススメです。
BY:AY