8月に入って、朝夕の寒暖差が大きいような日は『霧』がモクモクと・・。
サンフランシスコといったら、霧を想像する人が多いように・・・。
といっても、1日中霧っているというわけではなく、ゴールデンゲートブリッジ
周辺は霧が立ち込めているけど、市内はカラッとしていたりといった、
局地的なものが多いです。
この週末も我が家周辺(サンフランシスコ市の南)は午前中から濃い霧が
立ち込めていたので、せっかくの休みなのでこのエリアから退散しようとい
うことで向った先がサウサリート。
市内からは、ゴールデンゲートブリッジを渡った先にある、閑静なエリア。
15分ほど車で走ればたどり着けますし、フェリービルディングやブルー&
ゴールドフリート社のフェリーといった船でも渡ることができます。
ああいうのを見ると、やっぱりサンフランシスコって人気観光地なんだなぁ
と妙な感慨に耽ってしまいます。
今回、私は車でゴールデンゲートブリッジを渡ってサウサリートに向った
んですけど、ゴールデンゲートブリッジになんともいえない格好良さがある
んですよねぇ。
絵になるんですよね。
特に、色もそうなんですけど、ケーブルの描く曲線が美しいと思いません?
ちなみに車道の両側には歩行者路があるので徒歩でも、自転車でも
渡れますよ。
ゴールデンゲートブリッジを通過し、ものの10分でサウサリートです。
サンフランシスコ市内とは、また雰囲気が異なり、ハイソな感じです。
(ハイソって言葉は既に死語・・・・・)
スミマセン、昨今ではセレブなんて表現の方がしっくりきますかね。
街を歩く人々もなんとなく、『懐のみならず、心にもゆとりのある』方々が
闊歩しているような感じです。
サウサリートに行ったならば、ぜひとも海辺のレストランで食事をオススメ
します。
レストランの雰囲気も食事の質もなかなかなものです。
こんな感じで海に突き出しています。
今回行ったレストランはこちら↓
『ONDINE』といって、こちらも海辺に面して建っています。
558 Bridgeway
Sausalito, CA 94965
TEL(415)331-1133
ここの売りは食事もさることながら、パティオからの景色じゃないですか。
海の向こうに見えるのはサンフランシスコ市街地です。
こんなオープンテラスで味わう食事は格別ですよね。
どんなにマズイ食事でも美味しく食べれちゃう?
(美味しいお店ですからご心配なく・・・)
市街地を眺めながら食事をし、ぼんやりとしていると
こんな光景を目にしたりします。
市街地を背に釣りかと思えば、
潮の流れに翻弄されて・・・・アルカトラズをバックに釣りです。
風情があるというよりも、島流しにあった人々のよう。
レストランを後にし、街に繰り出すとサンフランシスコ市内から、
レンタル自転車でサウサリートまで来ている人々が非常に多いことに
気が付きます。
路肩に自転車を停めて小休止ですかね。
歩道もスゴイ人ごみでびっくりしましたよ。
まさか、こんなにサウサリートが人気あったなんて・・・・・・・。
なんて歩いていると、釣り人の多さにもびっくり。
こんな↑ところから、釣糸をたらしています。
釣りキチに私としては、何が釣れているか非常に気になる・・・・。
といういことで、釣り人のバケツの中をのぞくとこんなものが↓
『蟹』です。
ダンジェネスクラブでしょうか。
なかなかのサイズです。
掴まったというか、釣られた2匹の蟹さんは、この期に及んで仲たがい
のようです。
共に同じ運命を辿る中というのにケンカはいけません。
ちなみに、蟹を釣るといえども、ちゃんとフィッシングライセンスを購入して
からでないと、勝手に釣れないのと、サンフランシスコ湾沿岸で釣る場合
は、それとは別のライセンスも持ってないとダメですよ。
しかも、この『蟹』は、釣っても良いサイズが決まっているので、
闇雲に釣って、夜の食卓に並べるなんてことは言語道断です。
なんて、考えながら釣り場(ではないんですけど、私にはそう見える)を
眺めていた時、私の目の前で信じられない光景が
私も長年、釣りキチとしての自負がありましたが、まさかこんな
『獲物』が釣れるとは・・・・・・・・・。
はじめ見ていた時は、
『あのオッちゃん下手くそやなぁ・・・、
地球釣ってるで・・・』
なんて、感じで見ていたんです。
竿はひん曲がっているし、といって、獲物がひっぱっている気配もなし。
にも関わらず、おっちゃんは懸命にリールを巻いている・・・・。
糸がもったいない・・・なんてケチなことを考えているのかな?
と思って笑っていると、地球に引っかかったはずの糸が、ジリジリとリールが
唸りをあげながらも、少しずつ巻けているではないですか。
なんかがおかしい、と感じた『自称』釣りキチの私は、そのオッちゃんのすぐ
傍らで、海中を凝視していると、なんとあがってきた予想外の
『生き物』とは・・・・・・
みなさん、なんだと思いますか?
ここからは
次回のお楽しみです。