8月3日(祝日)のカナディアンズ対ヤキマ戦は
Japanese Heritage Night
として行われました。
そのお祭りの一環として、30名ほど限定で球場ツアーが行われました。
こちらがバンクーバー・カナディアンズの本拠地、ナットベイリースタジアム
クイーンエリザベスパークの北側にあります。
ツアーはまず球場の左側から。
レフト側には、子供の遊び場があり、試合に飽きてしまった子供達が遊べるようになっています。
そして子供が大好きなジャンピング・キャッスル。
中で飛び跳ねたり、滑り台を滑ったりできます。
その他にもボールを投げたり、ボールをバットで打ったりできる遊び場もありました。
ツアーは試合前に行われたので、練習風景も見ることができました。
子供の遊び場と、身障者用の席のすぐそばで、選手達が体操している様子や
マウンドから投げられる球の速さは、このレフト側の電光掲示板に表示されます。
このときは練習だったのでスピードは出ていませんが、
1MPH = 1.609344km/h なので
47MPHは約75Km/hですね。
このナット・ベイリー・スタジアムは1951年に建設されたのですが、とてもきれいに整備されています。
椅子も古さは感じますが、とてもきれいでした。
観客席を通って、入り口の売店などのあるところへ向かいます。
売店などのある一角に長年カナディアンズのファンで今年5月に亡くなった、Bud Kerrのコレクションが陳列してあります。
現シアトルマリナーズ監督のドン・ワカマツさんもカナディアンズの一員だったんですね。
こちらはカナディアンズの所属するNWL(ノースウエストリーグ)の順位表。
NWLとは日本で言うとプロ野球の6軍に当たるぐらいのリーグで、20あるマイナーリーグのうちの一つ。
カナディアンズはメジャーリーグのオークランド・アスレチックスのシングルA・ショートシーズンチームになります。
シーズンは6月下旬から9月始めの間で、休みは3日のみ、ほぼ毎日どこかで試合が行われています。
現在の順位はウエスタンディビジョンで3位ですね。
さてお次は通常では入れない、メディアルームへ
こちらはメディアルームから球場の眺め。
こちらはメディアルーム外からの眺め。
観客の入場前にはスタッフが椅子を拭き掃除していました。
こうやって球場を綺麗に保っているんですね。
この日はジャパニーズ・ヘリテージ・ナイトのため、スタッフははっぴを着てました。
次は球場の右側へ。
ライト側にはグループ用の席があります。
30名席と下記の写真は50名~375名用の席。
この日は50名以上収容できるバーベキュー・ピクニックエリアは予約が入っていませんでした。
予約のない日はお金を出してバーベキューを食べることも出来るそうです。
バーベキューエリアの奥には歴代の巣立っていった選手の写真があります。
こちらは現在オークランドアスレチックスで活躍中のカート・スズキ
メジャーリーグのホームラン王、サミー・ソーサも一時期カナディアンズにいたことがあったんですね。
球場内にはメジャーリーグチーム、トロントブルージェイの広告も。
カナダのプロ野球チームはトロントブルージェイズとバンクーバーカナディアンズの2つのみ。 カナダつながりで、ブルー・ジェイズが広告を掲載しているのだとか。
オフィシャルパートナーのA&Wの看板。
こちらの看板に打ったボールが当たったら、その日来場しているお客様全員にA&Wの食事券が配られるそうです 。
A&W太っ腹
次回はジャパニーズ・ヘリテージ・ナイトの様子をお伝えします。