皆様、シェフズテーブルという言葉を知っていますでしょうか?
高級料理店などで、シェフが目の前で料理するのをみながら食事するスタイルの事を言います。
キッチンの中で食べることが多いのですが、シェフが作る工程を見たり、シェフから直接説明を受けたり、通常は見ることができない、キッチンの裏側を見せてもらったり、特別感満載のサービスを受けることができます。
今回はバンクーバー中心にあるホテル、ハイアット・リージェンシー・バンクーバーにてシェフズテーブルを体験できる機会をいただいて行ってまいりました!
今回シェフズテーブルを体験したのは、ホテルの会議場の裏にあるキッチン。
いつもは入れない場所に入ることができて、なんだかわくわくします
中に入るとキッチンとは思えないほどの素敵な演出
ハイアットでは今回は8名ですが、1日6名から8名まで受け付けられるそうです。
お皿に日付と名前が書いてあって、特別感を演出してくれています。
そして、運ばれてきたのはこちら。
ん?? 何これ??
と思ったら、
お手拭きでした~。 カナダでお手拭きが出るレストランはあまりないので、なんだか分からなかった。
目の前でこうやってシェフが準備をしているところが見れるのがこちらの食事の醍醐味。
まずは前菜
Scallop Crudo. BC Spot Prawn. Lime Caviar. Heirloom Tomato
ホタテのクルードとBC州産ボタンエビの天ぷら ライムキャビアとエアルームトマト添え
ライムキャビアとトマトがさわやかでとてもおいしかったです。
次の料理を待っている間、キッチン内を見学させて頂きました。
シェフが準備しているのをこんな近くに見ることができます。
こちらはペイストリー部屋、この日は宴会が入っていないので、静かですが、通常はキッチン全体で35人ほどの方が働いているそうです。
こちらは次の私たちの食事の準備中。 一定温度に保てる低温調理器です。
さて、2品目が運ばれてきました。
Chilean Seabass Lamb Duo. Baby Artichoke. White Bean Puree
マゼランアイナメとラム、ベイビーアーティチョークのフリッターの白インゲン豆のピューレ添え
アイナメが油がのっていておいしく、ラムも全く臭みがなくておいしかったです。
そして3品目は
Brome Lake Duck Breast. Foie Gras. Sunchoke. Currants. Crackling
ブロム湖のカモ肉とフォアグラのクリスピーロースト、菊芋とカラント添え
カモ肉も柔らかく、フォアグラの周りはカリカリで、カラントの酸っぱさとマッチしておいしかった~。
Brome Lake Duckとはカモ肉のブランドでカナダのケベック州で育てられている上質のカモ肉です。
そして4品目がこちら
Porcini Dusted Vension Loin. Wild Mushroom Carnaroni
ポルチーニ茸をまぶした鹿肉と野生茸のカルナローリ米のリゾット
鹿肉も癖がなく、とっても柔らかくて、リゾットもおいしい~。
上にかかっているのはトリュフです。 トリュフも削りたて!
でもこの時点で随分おなかの限界が・・・。 少しずつではあるのですが、結構おなか一杯になりました。
そして最後は
Chef Martha's Tiramisu
シェフマーサのティラミス
こちらのティラミスは、右にあるチョコレートソースを上にかけると、チョコレートが溶けてティラミスにかかるという仕組み。
チョコレートが溶ける様子は当社インスタグラムをご覧ください。
溶け終わったらこんな感じ。
チョコレートがとってもおいしかった。
コーヒー、紅茶とポートワインと一緒にいただきました。
特等席でのおいしい食事。
特別な旅行の際の特別なディナーに是非いかがでしょうか?
by B