現地情報 2009.04.30

平成21年4月30日

在エジプト日本国大使館

在留邦人の皆様へ

【重要】新型インフルエンザ発生による「フェーズ」の引き上げについて(2報)

1.   WHOは4月30日(日本時間)、新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げました。この「フェーズ5」とは、一つの地域に属する2カ国以上で、そのインフルエンザウイルスによってコミュニティレベルの感染が継続していることを意味します。

2.   他方、エジプト保健省によると、現在までエジプト国内における豚および新型インフルエンザの発生を示す事例は把握されておりません。今後、エジプト当局がフェーズの引き上げを受けどのような措置を採るかについて情報収集中です。

3.  メキシコにつきましては、不要不急の渡航は延期してください。メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。 また、これらの国に滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

4.  ○30日午前現在、メキシコ以外でWHOにより感染が確認されている国(7カ国):

      米国、カナダ、スペイン、ニュージーランド、イスラエル、英国、ドイツ

     ○独自に感染確認を公表している国(2カ国):

      オーストリア、コスタリカ

    ○今後、感染が確認される国が増える可能性がありますので、最新情報の入手に努め、新たな感染国となった国への渡航についても、同様に十分ご注意願います。

5.   今後、エジプトでの関連情報が入り次第、大使館(又は日本人会を通じた)からのメール・FAX、大使館ホームページ(http://www.eg.emb-japan.go.jp)等を通じてお知らせする予定です。また、外務省の海外安全ホームページ(http://www.pubanzen.mofa.go.jp/)でも情報提供を行っておりますので、ご活用下さい。

6.   邦人の方々におかれましては、今後とも引き続き、正しい情報の収集に努められ、冷静に事態の推移及び関連情報にご注意することをお願いします。また、感染防止に努められますようお願い申し上げます。

(1) 積極的に、手洗いやうがいを行う。

(2) 外出する際は人混みを避ける。

(3) 生きた動物を扱う市場に立ち入らない。

(4) 緊急時に備えた備蓄品の確保(※)

 ※ 詳細は厚生労働省のHP

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/11.html をご覧下さい。

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