こんにちは!MAIです。
最近のカイロは26~28度と過ごしやすい日が続いています。
オフィスの窓から涼しい風が吹いてきます
写真はスタッフのあむる(右)とジョージおじさん(左)。
ちょっと古い1月撮影なのでまだセーターを着ていますが、
今は半そで姿です。
「なぜジョージって名前?」
と思った方もいるかと思いますが、
ジョージおじさんはクリスチャンなので、このような名前です。
エジプトのイスラム教徒でムハンマドという名前が多いように
エジプトのキリスト教徒はジョージという名前がいます。
その他にもギルギス、クリスティーン、マドンナ、マイケル、ピーター、マリオ、、、
などなどヨーロッパ人のような名前の人がたくさんいます。
日本は最近では珍しい名前の人が多いですが、エジプトでは宗教的な名前をつける人が多く、珍しい名前にこだわりません。
なので、時々携帯メモリーには「ムハンマド(送迎スタッフ)」「ムハンマド(オペレーター)」「ムハンマド(大家さん)」などとどのムハンマドかを区別しなければなりません。
エジプト人の名前は、
自分の名前 お父さんの名前 おじいさんの名前 ひいおじいさんの名前 ひいひいおじいさんの名前
と代々の名前が繋がっていきます。
女性は結婚しても名前が変わりません。
一般的には
ファーストネーム:自分の名前
ミドルネーム :お父さんの名前
ファミリーネーム:おじいさんの名前
とする場合が多いようです。
私は時々「ミドルネームは?」と聞かれ、「そんなものはない」と答えると、「何でだ!?答えろ」と言われるので、
仕方なく父の名前を答えます。
また、エジプト人は同じ名前が多いので、お父さんの名前で呼ばれたりもするようです。
なので友達の本当の名前が分からなかったりもして、
以前聞いた話だと、友達の家に電話するとき、彼の本名が何だか分からず、
「取り合えずムハンマドかアハマドならいけるか(ムハンマドとアハマドという名前がエジプトには多いので)」
と思って彼の家に電話して、友達のお母さんが電話に出て
「ムハンマドいますか?」というと
「は?」
と返されて、
「いや、アハマドいますか?」というと、
「そんな名前は家にはいません」と返されたというエピソードを聞きました。
(結局いつも呼んでいる友達の名前が本名だったそうです。)
おんなじ名前ってややこしいですよね。
でもそれぞれに宗教的な名前をつけて、そんな風に育って欲しいと思うんでしょう。
みなさんもエジプトにきたら何人のジョージさんと何人のあむるに会えるでしょう
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投稿: 智子 -2009年5月 9日 (土) 02時39分
■確かに・・・
宗教上同じ名前の方がたくさんいらっしゃいますよね(^▽^;)ギリシャに行ったときは3日間すべての運転手さんが『ヤニス』さんでした(笑)エジプトではムハンマドさん多いですよね。前回のガイドさんは『ハニー』さんでしたけど彼はイスラム教徒でした。「キューティーハニーと呼んでください♪」と言ってみんなを笑わせていましたが(^ε^)モロッコでは『ファティマ』という女性が多いみたいですがエジプトの女性はどうでしょう?話は変わるのですが今独学でアラビア語を少しずつですが勉強しています。来年の予定はエジプトとモロッコへの旅行なのですがエジプト方言とモロッコ方言がありますよね?どちらも覚えたほうがいいですか?それともどちらかだけを覚えておけば通じるものでしょうか?恐縮ですがお時間がありましたらまたご教授頂けませんか?ではお仕事がんばって下さいね(´∀`) -
投稿: sloth -2009年5月 9日 (土) 08時10分
■>智子さんへ
両国を旅行する場合、旅行者に求められる言語は、エジプトならば英語、モロッコならば仏語だと思います。2ヶ国語も勉強するのが面倒なら、フスハーが出来れば、一発かと(笑)☆ただ、フスハーの場合、コチラの言いたいことは相手に理解して貰えても、アーンミーヤしか話さない人に出会ってしまった時、相手が何を言ってるのか理解できないという危険性があります。でも、筆談にすると、アーンミーヤも理解し易くなりますので、新聞などに使われるナスヒー体のほかに、手書きによく使われるルクア体が読み書きできると便利でしょう。(アルアやディルワーティーなど発音を聞いたダケでは理解できないフスハーしか知らない人間でも、قلعةやده الوقتと書かれれば、意味を理解したり、推察できたりするものです)また、エジプトでフスハーを使う時の注意点としては、エジプシャンのフスハーは発音や語彙などがエジプト風になっていることを気をつけましょう。(ハリーブとラバンのように、フスハーでも、他国と意味が違うこともあります)それから、一方通行な意思疎通は、エジプト方言しか知らないでモロッコに行った場合も同様だと思います。(エジプト方言は、映画やポップスのおかげで色んなアラブ諸国で通じますが、相手がエジプト方言を使って応えてくれるとは、かぎりませんので)また、マグリブ方言だけ覚えてエジプトを旅行することは、おススメできません。個人的には、英語や仏語を旅のメイン言語にして、オアイソ程度にアラビア語(エジプト方言やマグリブ方言、ベルベル方言など)を使うことをおススメします♪(このレベルなら、態々語学教科書を買わずに、地球の歩き方の巻末付録で充分です)また、旅のお供の語学教科書は、Lonely planetからでてるphrasal bookが、英語版ですがおススメです♪ また、日本語版なら「旅の指差し会話」もおススメです☆ (両方ともに、モロッコ方言もエジプト方言も出版しています)智子さんの旅が楽しく充実したものになりますように<(__)>。>ジョージコレは、宗教関係なく、アラビア語の本名を英語や仏語風に名乗る流行に乗っかってるダケだと思いますが・・・。 -
投稿: 智子 -2009年5月 9日 (土) 09時34分
■slothさんへ
大変詳しいアドバイスありがとうこざいました。参考にさせて頂きますね。以下抜粋・・・『個人的には、英語や仏語を旅のメイン言語にして、オアイソ程度にアラビア語(エジプト方言やマグリブ方言、ベルベル方言など)を使うことをおススメします♪(このレベルなら、態々語学教科書を買わずに、地球の歩き方の巻末付録で充分です)』↑私も基本的には同じ考えなのですがエジプトも3回目になりますのでやはり現地の言葉で会話すると言うことに興味を持ち始めました(^∇^)前回ほんの少しアラビア語で会話した時に英語以上に相手の反応が良くてとてもいい思い出になりましたので一歩踏み込んだ旅行を次回はしてみたいなと思っています(*^▽^*) -
投稿: his-cairo -2009年5月13日 (水) 07時29分
■アラビア語
エジプトでハニーという名前はクリスチャンにもムスリムにもいるようです。ハニーという名前、何だかかわいらしいですよね。SLOTHさんのおっしゃるように、アラビア語はそれぞれの国に方言があって、その国のひとはその方言を主に話すので相手は智子さんの言葉が理解できても、相手が話している言葉が分からないことが出てくることもあります。お時間があれば両方の方言を覚えられるとそれぞれの国の人の反応もより良いと思います(^-^)それが難しいのであればフスハーまたはエジプト方言が便利です。緊急の事態以外であれば、アラビア語を試して旅行をされると旅が倍楽しめると思います。私も現地へ来て、エジプト人と話すようになって徐々にアラビア語が上達してきました。楽しんでご旅行くださいね。リフラサイーダ!