エジプト・カイロ・ルクソール・ピラミッドのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 エジプト観光ブログ

こんにちは！

カイロは昨日・今日と暑い日が続いており既に４０度超えです・・・！

さて、もう１ヶ月ほど前の話になってしまうのですが、ファイユーム方面のコムオシーム遺跡とハワーラのピラミッドの見学に行ってきました！

ギザのピラミッドから車で１時間強南にあるコム・オシーム遺跡。

ここでは紀元前３世紀のグレコローマン時代の遺跡を見学することができます。

（↑コムオシーム博物館　遺跡の入り口の前にありますが、現在は閉館中で、いつ開館するかは未定のようです。）

遠くから見ると廃墟のような雰囲気ですが、近づくと神殿跡や、当時の食器の破片、お風呂など人々が生活していた跡をうかがうことができます。

ミイラを作る際の台だったりとか、

男性用のお風呂だったりとか（きちんと石鹸などのお風呂道具を置くところもあります！）、

女性用のお風呂などを見ることができます。

男性用のお風呂はタイルが少し残っています。

こんなお風呂、欲しいですよね～。

神殿入り口

入り口のところには石でできた足拭きマットのようなものがあり、神殿に入る前にきちんと砂を落としてから入ります。

ここではソベク神（ワニの神様）が祭られていて、既に後の時代の人に像などが壊されてしまったのですが、ソベク神を納めていた跡や、下に穴が開いている台があり、上にソベク神を置いてその穴に司祭が入って神様の声を聞き民衆に伝えるなどといったような跡などがありました。

そして更に南のハワーラピラミッドへ。

途中のどかな田園風景が車窓から見えます。

ファイユームの街にポツンと立っているハワーラのピラミッド。

このピラミッドはエジプト中央国第１２王朝時代のアメンエントスⅢ世のピラミッドです。

このピラミッドは中心部は石で壁などが作られていますが、外側は日干しレンガで造られていて、薄いレンガが細かく並んでいます。

（ひとつのレンガはこのくらいのサイズ）

ピラミッドの南には葬祭殿の跡があり、「迷宮」と呼ばれるほどの多くの中庭と部屋があったといわれていますが、今ではでこぼこの小さな山のような感じです。

ピラミッド前ではそこから発掘された食器などの出土品が飾られています。

現在ピラミッド内部は水没していて中の様子を見ることは残念ながらできません。

（すこし入り口付近まで行ってみましたが、すぐに水がありました。）

驚いたことは、コムオシーム遺跡、ハワーラのピラミッドとも銃を持った観光警察が定間隔に監視をしていることです。

遺跡泥棒がいないかチェックをしているようです。

エジプトの遺跡は宝物ですからね。

今回の見学ではコムオシーム跡は私たちとヨーロッパ人１組、ハワーラピラミッドでは貸切でした！

エジプトに何度も足を運ばれている方、遺跡が大好きという方にお勧めの観光地です。

是非お出かけ下さい！！

ｃＡＩｍＡＩ