こんにちは!
今日は金曜休日のカイロです。
いつもはクラクションの音や人々の出勤で騒がしいカイロは金曜日はとっても静かです。
さて、今日は先日久々に行ったエジプト考古学博物館をご紹介!
エジプトに初めて訪れる方は必ずといっていいほど見学するスポットですね。
立地はカイロの中心部タハリールにあり、ラムセスヒルトンホテル、セミラミスインターコンチネンタル、(現在改装中の)リッツカルトゥーンナイルホテルなどから徒歩圏内です。
赤の建物が目印。
今回は初めて日本語ガイド付きで見学しました。
開館は09:00~19:00まで(ただしチケット売り場は早めに閉まります。)。
朝9時半前でもゲートのセキュリティーチェックにこんなにたくさんの人が並んでいます・・・!
これでも空いている方のようです。
考古学博物館は
朝一番・お昼時・閉館前が空いていると言われています。
個人でゆっくりと見たい方は時間を見て出かけるといいかと思います。
※ただしお昼時のタハリールは大変渋滞しています。
館内はカメラ持ち込み禁止なので、セキュリティーチェックを受けたら左側のカメラ預かり所でカメラを預けてください。
館外では撮影可能です。
館外にもスフィンクスなどの遺跡があります。
館内は一つ一つじっくりと見るには1日あっても足りないほどの量の遺跡が展示されています。
1階は古、中、新王国時代の石棺や大きな像、壁のレリーフなどが年代順に展示されており、2回はツタンカーメンのマスクを初めとする副葬品やミイラ室、日用品などがテーマ別に展示されています。
ガイドブックなどにも載っていますが、私のお勧め展示物をご紹介
1階
*カーペル像(通称”村長の像”)
サッカーラで発券された木製の神官の像。
目が水晶と白いクオーツでできていて、まるで生きているようです。
発掘者が始めてみた際に生きているようで腰を抜かしたとか!?
*クフ王の像
ギザの三大ピラミッドの一番大きなピラミッドを建てたクフ王の像。
さぞかし立派な像かと思いきや、7.5センチほどの小さな像。
エジプトの中で唯一残っているクフ王の像がこの像のみで、しかもクフ王の時代から2000年後に作られたようです。
今の日本の総理大臣の像を2000年後に作った・・・。写真もない時代なので本当にこんな顔してたのかな~と疑問に思います。
*ラーホテプとネフェルト夫婦像
この像は石灰岩でできていて、今もなお色がきれいに残っています。
男性の肌の色は褐色で、活動的で熱心に働いていたことを、女性は高貴や美しさの象徴である白い肌で表現されています。
2回
*ツタンカーメンの副葬品
ツタンカーメンの黄金のマスクは言うまでも無くすばらしく光輝いていますが、私はツタンカーメンの王座がお勧め。
この王座の背もたれの部分は、ツタンカーメン王と、王に香油を塗っている王妃の絵が描かれています。
足台には西アジア人とアフリカ人の捕虜の絵が描かれていて、それを踏みつけて椅子に座ります。
*動物のミイラ室
地味な場所にあるのですが、ここが隠れお勧めスポット。
ファラオのミイラ室近くにある動物のミイラ室は、巨大なワニのミイラを初めとする魚、猫、犬など様々な動物のミイラが展示されています。
古代エジプトの人々も動物をペットとして飼っていたそうですよ。
もちろん自分の足で見学するのもいいですが、日本語ガイド付きだと数倍楽しめます!
博物館見学だけのガイドアレンジも可能ですのでご希望の際は是非お問い合わせ下さい!
P.S.
昼時の博物館からハーンハリーリに向かう渋滞。
お出かけの際は時間に余裕を持って・・・。
CaiMai