タハリール広場は以前イスマイール広場と呼ばれていましたが、1919年のエジプト革命の際に、イスマイール広場に陣取っていた英国の占領キャンプから解放されたことにより、[タハリール(解放)広場]と呼ばれるようになりました。
今回の民主革命も、どうしてもこの「解放広場」でなければならなかったわけです。
2月26日午後の02:00に、なんとケニヤのサッカーチームがタハリール広場(1月25日の民主主義革命)を歓楽しました。ケニヤチームはエジプトのサッカーチーム「ザマーレック」との試合がありましたが、ピラミッドを見学せずタハリールに向かうとは、、、、タハリール広場が観光名所になった証拠ですね。
最初にここを訪れたのは英国のキャメロン首相、そして欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表。お二人とも全権を掌握した軍最高評議会や主要政治勢力と会談後、タハリール広場を訪れ、感慨深そうに見学していました。
そして私たちHIS支店長さんも早速タハリールを訪れて写真を撮ってきました。
写真をアップロードしてみました。
エジプトの未来と自由のために命を落とした若者たち、現在では360人以上。
年齢は15~30歳の間。まだ2ヶ月前に新しく結婚した者、子供を残した者、女性もいました。
彼らについては言うことがたくさんありますが、エジプトのために命をかけたあなたたちよ:本当にありがとう。
このデモに向かった若者たちの気持ちは一つでした。このままではいけない、愛するエジプトがこんな状態では、、、エジプト国民皆が幸せにならなければ、、、
一部の権力者の間で国の金は分配され、腐敗、汚職、不正選挙。
一部の権力者を擁護する非常事態法を使った警察の逮捕、投獄、拷問。
今僕たちが立ち上がらなければ誰がエジプトを変える?どうしても、どうしても変えなければならない!ずっと昔からこの日が来ることを待っていた!僕たちの国を創ろう!僕たちがエジプトを天国のような国にしてみせる!!
それがタハリール広場の叫びでした。
ムバラク辞任後、デモ隊に参加した人が自発的にタハリール広場の清掃を行いました。そしてタハリール広場終了後、デモに参加しなかった若者、学生、学童まで加わって、町のあちこちを清掃、ペンキの塗り替えをしています。
皆どうしてもエジプトを良い国にしたくて参加している若者ばかりです。
きっときっとこの若者たちがエジプトを変えていってくれます!!
私たちのために命を落とした若者の意志を継いで、今度は私たちが頑張る番です!!
どうぞ皆さん、エジプトに来られた際にタハリールを訪れてください。
そして新しく生まれ変わった「民主主義国エジプト」を見に来てください。
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投稿: his-cairo -2011年3月 9日 (水) 11時49分
■Re:無題
>ネコさんコメントありがとうございます。この度のキャンセル大変お手数をおかけいたしました。弊社も非常に残念に思っております。4月のツアーですが、恐れ入りますが、本社の日本からのキャンセルですので、詳細は日本にお問い合わせいただけますでしょうか。現在カイロ支店は3月15日から通常に営業される予定です。今後ご質問や希望などがありましたら、弊社にお気軽にお問い合わせくださいませ。 -
投稿: 村上吉文 -2011年3月16日 (水) 20時12分
■その新名所からの日本語ビデオメッセージです。
ケニアチームの気持ち分かりますよ。今回の革命は本当に劇的で、感動しました。そのタハリールから、震災で傷ついた日本人への応援メッセージがあります。ぜひ見てあげてください。「タハリール広場から被災者への応援メッセージ」 « The Japan Foundation, Cairo's Blog http://t.co/DYwaXt5 -
投稿: his-cairo -2011年3月23日 (水) 10時31分
■無題
>モイソンさんコメントありがとうございます。観光客の方が安心して観光できるようになったら、是非来てください。お待ちしております。ブログ更新は頑張ります。 -
投稿: his-cairo -2011年3月23日 (水) 10時37分
■無題
>ゆりさんコメントありがとうございます。現地にオフィスがあることを強みにして、情報を発信していけたらと思います。観光の時はお待ちしております。