遺跡 2011.01.28

注意喚起情報です


ムバラク大統領の強権支配に反発する反政府デモや

騒乱が続くエジプト各地で28日、

イスラム教の金曜礼拝に合わせた数千~1万人規模のデモが発生した。

AP通信などによると、少なくとも市民1人が死亡、数十人が負傷した。


AP通信は、治安部隊がカイロ中心部でのデモに参加した

エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長を自宅軟禁したと伝えた。

また、国営テレビによると、軍が出動したほかムバラク大統領は

同日夕、カイロ、スエズ、アレクサンドリア3市に夜間外出禁止令を出ております。


地元テレビによると、

警官隊の中には制服を脱いでデモに参加したり、

鎮圧命令を拒む者も出ている。東部スエズでは群衆が警察署に放火し、

銃などを略奪。少なくとも市民1人が死亡した模様。

 国民の不満の背景には、高い失業率と高騰する物価がある。

公式失業率は10%弱だが、15~24歳の若年層の失業率は

3割超ともいわれる。人口の2割が1日2ドル未満で暮らす貧困層で、

庶民の反政府感情に直結している。

デモ組織関係者は「ムバラク政権打倒」「政府が代わるまで運動を続ける」と主張する。

一方、ロイター通信によると、カイロ中心部ではエジプト軍の軍用車両が目撃されている。

AFP通信は大統領が軍に治安出動を命じたと伝えており、

政府は徹底的にデモを弾圧する姿勢を鮮明にしている。

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    • 投稿: ますみ -2011年1月30日 (日) 12時27分

      ■無題
      テレビや新聞でみています お気をつけてお過ごし下さい

    • 投稿: ば -2011年1月31日 (月) 02時06分

      ■無題
      昨年エジプト旅行の際にはお世話になりました。思い出の地の連日の報道を見るたびに、切なく思います。お世話になった方々、接した方々がご無事であることを祈っております。

    

    HIS カイロ支店

    2024.05
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