皆様、こんにちは
本日続けて、カイロ考古学博物館の内容ですが、
カイロ考古学博物館12万点以上もある遺物より、
絶対に、観ていただきたい作品を紹介します!!
カイロ考古学博物館は2階建てになっており、
全てを観るのに、1ヶ月かかったことがあります。
そこで、勝手ながら、私が是非観ていただきたい作品を
紹介していきたいと思います。
目標は、毎日1ブログ、1品。
インシャアッラーですが・・・。
では、まずカイロ考古学博物館を作ったきっかけとなった
人物マリエットの像からご紹介します。
セキュリティチェックを通って中庭に出て、
博物館を正面にし、左奥にある人物の像、これが
初代館長オーギュスト・マリエットです。
彼は、もともとルーブル美術館の職員で、コプト教の
コレクションを収集する為にエジプトに来ました。
しかし、収集できず、その費用を使ってサッカーラで発掘。
当時のエジプトでは、発掘した人が海外へ持ち出しても
よいという状態でした。エジプトの貴重な遺物が海外へ流出
することに反対し、1836年にブラーク地区に博物館を作りました。
そして、遺物が多くなり収容できなくなったので、1902年に
今のカイロ考古学博物館が建てられたのです。
この像の下には、マリエットが今も眠っています。
博物館に来る人たちを見守りたいということで、
観光客が見える中庭に建てられています。
(余談ですが、
彼はオペラのアイーダの台本を書いた人物でもあります)