現地情報 2011.04.01

皆様、こんにちは


本日続けて、カイロ考古学博物館の内容ですが、

カイロ考古学博物館12万点以上もある遺物より、

絶対に、観ていただきたい作品を紹介します!!


カイロ考古学博物館は2階建てになっており、

全てを観るのに、1ヶ月かかったことがあります。


そこで、勝手ながら、私が是非観ていただきたい作品を

紹介していきたいと思います。

目標は、毎日1ブログ、1品。

インシャアッラーですが・・・。


では、まずカイロ考古学博物館を作ったきっかけとなった

人物マリエットの像からご紹介します。


セキュリティチェックを通って中庭に出て、

博物館を正面にし、左奥にある人物の像、これが

初代館長オーギュスト・マリエットです。

彼は、もともとルーブル美術館の職員で、コプト教の

コレクションを収集する為にエジプトに来ました。

しかし、収集できず、その費用を使ってサッカーラで発掘。

当時のエジプトでは、発掘した人が海外へ持ち出しても

よいという状態でした。エジプトの貴重な遺物が海外へ流出

することに反対し、1836年にブラーク地区に博物館を作りました。

そして、遺物が多くなり収容できなくなったので、1902年

今のカイロ考古学博物館が建てられたのです

この像の下には、マリエットが今も眠っています。

博物館に来る人たちを見守りたいということで、

観光客が見える中庭に建てられています。

(余談ですが、

彼はオペラのアイーダの台本を書いた人物でもあります)






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