遺跡 2011.10.21

皆様 こんにちは


今日は、風も強くとても涼しいカイロです。

こんな空気が澄んで風の強い日は、遺跡やカイロの町並みが遠くまで

見渡せるので、観光日和。

私もオフィスを今すぐ飛び出して外に行きたいくらいです。


今回は、ちょっと珍しい、遺跡の上に建つモスクをご紹介します。


どーんと遺跡に混じって中央に白いモスクが見えるかと思いますが、


H.I.S. エジプト・カイロ支店


ルクソール神殿の上に建っている、13世紀頃に建てられた

アブー・エルハッジャージモスクです。


遺跡の中から見ると、ラムセス2世の中庭の壁の上に

モスクのドアが付いていることがわかります。

もちろん、今も使われており、神殿の外からモスクへ入ります。


H.I.S. エジプト・カイロ支店


モスクが建てられた頃は、ルクソール神殿は全体が砂に埋もれていた

ようです。


毎年、アブ・エルハッジャージモスクの祭りには、

船やおみこしが出ます。


もともとルクソール神殿は、カルナック神殿とスフィンクス参道(約3km)

でつながっており、カルナック神殿のアモン、ムト、コンス神の像を

ルクソール神殿へ移動する、オペトの祭りがありました。

船方のおみこしに乗せて神様の像を移動したと言われています。


H.I.S. エジプト・カイロ支店

時代によっては、片道ナイル川利用、片道スフィンクス参道利用も

あり、とても大きなお祭りだったようです。

ルクソール神殿の第二塔門から中庭までの柱廊右側の壁には

オペトの祭りが書かれたレリーフがあります。


時代も宗教も違う中で、お祭りの時に船型のみこしを利用する共通点に

興味がわきます。



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